2019年03月11日

本日配信のメルマガ。2019年センター英語第4問A問3 説明文

本日配信のメルマガでは、2019年大学入試センター試験英語第4問Aの問3を解説します。


【高校英語】過去問攻略!センター英語
http://www.mag2.com/m/0001641009.html


■ 問題

第4問 次の問い(A・B)に答えよ。
A 次の文章はある説明文の一部である。この文章とグラフを読み、下の問い
(問1〜4)の[ 33 ]〜[ 36 ]に入れるのに最も適当なものを、それぞれ下の
{1}〜{4}のうちから一つずつ選べ。

Art may reflect the ways people lived. Researchers have discussed how art
portrays clothing and social settings. One study was conducted to determine
if this idea could be extended to paintings featuring family meals. The
results of this study might help illustrate why certain kinds of foods were
painted.
The researchers examined 140 paintings of family meals painted from the
years 1500 to 2000. These came from five countries: the United States,
France, Germany, Italy and the Netherlands. The researchers examined each
painting for the presence of 91 foods, with absence coded as 0 and presence
coded as 1. For example, when one or more onions appeared in a painting,
the researchers coded it as 1. Then they calculated the percentage of the
paintings from these countries that included each food.
Table 1 shows the percentage of paintings with selected foods. The
researchers discussed several findings. First, some paintings from these
countries included foods the researchers had expected. Shellfish were most
common in the Netherlands' (Dutch) paintings, which was anticipated as
nearly half of its border touches the sea. Second, some paintings did not
include foods the researchers had expected. Shellfish and fish each
appeared in less than 12% of the paintings from the United States, France,
and Italy although large portions of these countries border oceans or seas.
Chicken, a common food, seldom appeared in the paintings. Third, some
paintings included foods the researcher had not expected. For example,
among German paintings, 20% of them included shellfish although only 6% of
the country touches the sea. Also, lemons were most common in paintings
from the Netherlands, even though they do not grow there naturally.

Table 1
[The Frequency of Selected Foods Shown in Paintings by Percentage]
―――――――――――――――――――――――――――――――――
Item    USA  France Germany  Italy  The Netherlands
―――――――――――――――――――――――――――――――――
Apples   41.67  35.29  25.00  36.00   8.11
Bread   29.17  29.41  40.00  40.00  62.16
Cheese   12.50  5.88   5.00  24.00  13.51
Chicken  0.00   0.00   0.00   4.00   2.70
Fish    0.00  11.76  10.00   4.00  13.51
Lemons   29.17  20.59  30.00  16.00  51.35
Onions   0.00   0.00   5.00  20.00   0.00
Shellfish 4.17  11.11  20.00   4.00  56.76
―――――――――――――――――――――――――――――――――

Comparing these results with previous research, the researchers concluded
that food art does not necessarily portray actual life. The researchers
offered some explanations for this. One explanations is that artists
painted some foods to express their interest in the larger world. Another
is that painters wanted to show their technique by painting more
challenging foods. For example, the complexity of a lemon's surface and
interior might explain its popularity, especially among Dutch artists. As
other interpretations are possible, it is necessary to examine the
paintings from different perspectives. These are the period in which the
paintings were completed and the cultural associations of foods. Both
issues will be taken up in the following sections.




問1 For the category "Apples" in this research, a painting with two whole
apples and one apple cut in half would be labeled as [ 33 ].
{1} 0
{2} 1
{3} 2
{4} 3

問2 According to Table 1, the paintings from [ 34 ].
{1} France included apples at a lower percentage than the German ones
{2} France included cheese at a higher percentage than the Dutch ones
{3} Italy included bread at a lower percentage than the American ones
{4} Italy included onions at a higher percentage than the German ones

問3 According to the passage and Table 1, [ 35 ]
{1} chicken frequently appeared in the American paintings because people
there often ate chicken
{2} fish appeared in less than one tenth of the Italian paintings though
much of Italy lies next to seas
{3} lemons appeared in more than half of the Dutch paintings as they are
native to the Netherlands
{4} shellfish appeared in half of the paintings from each of the five
countries because they touch sea

問4 According to the passage, foods in these paintings can [ 36 ]
{1} demonstrate the painters' knowledge of history
{2} display the painters' desire to stay in their countries
{3} indicate the painters' artistic skills and abilities
{4} reflect the painters' love of their local foods


※マーク部分の□は[ ]で、マル1は{1}で表記しています。

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■ 解答・解説

2019年も、第4問Aは、資料を見て答える説明文の問題となっています。
国語の文章問題のように、下線が引いてあって、それに関する問題を答えるという
わけではないので、まずは設問の意味を把握して、該当する部分を探しながら本文
を読んでいくのが効率的です。


まずは最初の設問です。

問1 For the category "Apples" / in this research, / a painting
/ with two whole apples / and / one apple / cut in half
/ would be labeled / as [ 33 ].
"Apples"のカテゴリーでは / この調査の / 絵は
/ 2つの全体のリンゴがある / そして / ひとつのリンゴ / 半分に切られた
/ ラベルをつけられる / [ 33 ]として

{1} 0
{2} 1
{3} 2
{4} 3

つまり、絵に描かれた食べ物をどういう数え方をするかについての設問です。
文章中に何をどのように数えるか書かれていましたね。本文の内容を確認して
みましょう!

Art may reflect / the ways / people lived.
芸術は反映するかも知れない / その方法を / 人々が生きた

Researchers have discussed / how / art portrays / clothing
/ and / social settings.
調査者は議論してきた / どうやって / 芸術が描くのかを / 衣服を
/ そして / 社会的な状況を


(以下略)


(有料版では、解説の続きや語句コーナー、解答一覧も掲載しています)
 http://www.mag2.com/m/0001641009.html


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■ 全文訳(基本的に直訳ですが、一部意訳しています)

 芸術は人々が生きた方法を反映するかも知れません。調査者はどのように芸術が
衣類や社会的な場を描くのかを議論してきました。この考えが家庭の食事を題材と
した絵画にも広げられ得るかどうかを決めるために、ある調査が実施・・・

(続きは http://www.mag2.com/m/0001641009.html でご覧ください)

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■ 今回の高校レベルの単語・熟語など

今回は省略します。

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ラベル:英語
posted by えま at 15:49| Comment(0) | メルマガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

残念なメインマシン

現在使用中のパソコンがそろそろ寿命なので、買い換えようと思い、非常にレビューがよかった中古パソコンを購入しました。
300件以上あるレビューのほとんどが高評価です。
価格の割に性能がよいことは間違いありません。

間違いはありませんが・・・うちに届いたノートパソコンは、バッテリーが15分しかもちませんでした。
いくらバッテリーは保証外といっても、まともな店で販売しているパソコンのバッテリーが、そこまで消耗しているまま販売されているとは予想もしませんでした。
ハードディスクやメモリは増設したので新品に換えてあるはずですが、バッテリーは・・・
バッテリーの値段を足したら、普通にもっと良いもの買えちゃうし・・・
それを考えると、割高ですね。
保証があるところはきっちり新しいものにしてあり、保証外のところはきっちり消耗しきったものにしてあるんですね!
さすが評価の高いお店です!
文句のつけようがありません!(笑)

レビューを見ると、よい状態のバッテリーに当たった人もいるようなので、これは単に「外れを引いた」のですね。
外れた・・・

残念です。
メインマシンにするノートパソコンは、ちゃんと身元が明らかな商品を買った方がよいですね〜
posted by えま at 10:18| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

楽しみながら苦労せずに英語をマスターしたい人!

英語の指導をしていていつも強く感じることがあります。
それは英語が苦手というほぼ全員が、

「英語に触れる量が足りない」

ということです。

そのためにオススメしたいサービスがあります。

動画で英語学習

「どうしたら英語ができるようになりますか?」という質問を受けることも多いですし、いくつか効率よくマスターするために気をつけるべきポイントはありますが、何はともあれ、ある一定量以上英語に触れなければ、使えるようにならないことは間違いありません。
いわゆる学校の勉強としての英語では、「勉強が好き」「英語が好き」という人以外は、やる気が起こらず、その「一定量」に達することができない。という問題点があります。

楽しく毎日英語に触れることができれば、知らず知らずのうちに、その「一定量」に達することができるはずです。





例えば、自分の場合は、小学生や中学生の頃から特に勉強のつもりでなくても以下のようなことをしていたので、英語を理解しやすかったのではないかと思います。

・英語版のゲームをやる
・QUEENやMR.BIGなどの洋楽を聴く、洋楽を歌う
・海外ドラマ、洋画を観る

もちろん、学校で習った範囲については問題集などを使って勉強もしましたが、特に苦労なく教科書に載っている単語や表現は全て覚えられました。
そういえば兄に「なんでお前は英語の勉強しないんだ?ちゃんとやれ」と言われたことがありました。
「だって全部覚えてるから」「そんなわけないだろ」「いや覚えてるよ」「本当か?なら・・・」
そんなこんなでいくつかの語句を問われ、全て苦もなく答えられたのです。
それは「勉強」としてではなく、趣味の一貫として普段から英語に触れていたから、学校で習い始める段階ですでに、英語を理解する準備ができていたのだと思います。

子供の頃から英語版のゲームをやるとか、洋画を見るとかは、その時代(30年ほど前)ではかなり奇特だったと言わざるを得ませんが(笑)、今はネット動画という便利なものがあります。
誰もが様々な作品に手軽に触れることができます。
英語をマスターしたいなら、これを使わない手はありません。

つい先日ですが、そんな人にピッタリのサービスを見つけました。
自分の生徒にも紹介して使ってもらおうと思っています。

EE video


EEvideoは英語圏の生の映画やアニメ、ニュースで英語を学習するサービスで、英語が苦手なユーザーでも快適に視聴できるように、学習をサポートする機能を備えています。

どんなものかは、サンプル画像を見て頂くと良いと思います。
少し前の話ですが、オバマ氏の演説を題材にした動画の一コマです。



このように、動画に英語の字幕が入り、スラッシュリーディングができるようになっています。

英文(上): 文を句や節で分割し(スラッシュリーディング),難しい語彙にはルビ訳を表示。返り読みを避け,英語の語順のまま理解するトレーニングができます。

訳(下): スラッシュごとに直訳を表示。訳の参照がしやすく,また,直訳で分かりにくい部分はコメントで補足したので,英語特有の表現に慣れることもできます。

学習サポートは,同一の動画でもユーザーの英語レベルに合わせて表示でき,非表示にすることも可能です。英語レベルとしては,英検準2級(TOEIC450)〜英検準1級(TOEIC800)程度です。

利用できる動画は、アメリカやイギリスのニュースやスピーチ・演説,フリーの映画やドキュメンタリー,世界各地のトラベルガイド,小説や動画を題材にしたアニメなどで学習できます。動画は500本以上あり,ジャンル別,レベル別に分けられています。 なお,動画は権利者様の許可を得たもの,クリエイティブ・コモンズのもの(CC BY 3.0),権利の消滅したもの(古い映画など)を使用しており,クレジットは個々の動画ページに記載されています。

自分自身もまだまだ英語力は充分だとは思っていないので、興味のある話題の作品を探して利用してみようと思います。

EEvideoは無料で利用でき、PCのほか、iOSアプリとAndroidアプリに対応しています。ぜひ試してみてはどうでしょうか。なお、すべての動画を視聴するプランは30日1,000 円です。



無料の範囲でも、それなりな本数の動画を利用でき、リスニングだけでなくリーディングの練習になります。
割と本気で、コレ良いと思います。自分も登録しました。生徒にも勧めています。
皆さんもいかがですか?
ラベル:英語
posted by えま at 00:00| Comment(0) | 勉強法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
こんなヤツです
名前:江間淳
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