2019年03月29日

中学英語「間接疑問文」2文を1文につなげる

中学英語「間接疑問文」2文を1文につなげる

この記事は、やり直しの中学英語を完成させる本P298の問題を題材に解説します。


What does she think? You need to know it.

この2文を間接疑問文にして1文につなげよう。という問題です。

間接疑問文とは、疑問詞を使った疑問文を他の文につなげた形の文です。
だからそのままくっつけて・・・では、もちろん不完全な文ができあがってしまいます。

まずはもとの文の意味を考えて、つなげたらどんな意味になるか考えます。

What does she think?「彼女は何を考えますか?」
You need to know it.「あなたはそれを知る必要があります」

これらをつなげると、「あなたは、彼女が何を考えているか知る必要があります」のような意味になりますね。

つなげた文の主語述語は、「あなた」「必要があります」なので、まずは

You need to know

ここまで言ってしまいます。
知る必要がある内容が「彼女が何を考えているか」なので、このあとに疑問詞を使った文を続けます。

You need to know what she thinks.

これで「あなたは、彼女が何を考えているか知る必要があります」という意味になりました。


最後に一つ注意点に触れておきます。
疑問文の「What does she think?」をあとから付け足したら「what she thinks」になっています。
これは「文法の決まりでそうなってるから」とも言えますが、「そうしないと意味がおかしいから」です。

もし、「You need to know what does she think.」などとしてしまった場合、その意味は「あなたは、彼女が何を考えますかを知る必要があります」のような意味になってしまいます。
それじゃおかしいですよね?




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ラベル:英語
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本日配信のメルマガ。2019年センター数学2B第2問[ネ]まで

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【高校数学】読むだけでわかる!センター数学の考え方
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リクエスト等ございましたら、mm@a-ema.comまでお知らせください。


■ 問題

2019年センター試験数2Bより

第2問

 p,qを実数とし、関数f(x)=x^3+px^2+qxはx=−1で極値2を
とるとする。また、座標平面上の曲線y=f(x)をC,放物線y=−kx^2をD,
放物線D上の点(a,−ka^2)をAとする。ただし、k>0,a>0である。

(1) 関数f(x)がx=−1で極値をとるので、f'(−1)=[ア]である。これと
f(−1)=2より、p=[イ],q=[ウエ]である。よって、f(x)はx=[オ]で
極小値[カキ]をとる。

(2) 点Aにおける放物線Dの接線をlとする。Dとlおよびx軸で囲まれた図形の
面積Sをaとkを用いて表そう。

 lの方程式は

  y=[クケ]kax+ka^[コ] ……{1}

と表せる。lとx軸の交点のx座標は[サ]/[シ]であり、Dとx軸および直線
x=aで囲まれた図形の面積は(k/[ス])a^[セ]である。よって、
S=(k/[ソタ])a^[セ]である。

(3) さらに、点Aが曲線C上にあり、かつ(2)の接線lがCにも接するとする。
このときの(2)のSの値を求めよう。

 AがC上にあるので、k=[チ]/[ツ]−[テ]である。

 lとCの接点のx座標をbとすると、lの方程式はbを用いて

  y=[ト](b^2−[ナ])x−[ニ]b^2 ……{2}

と表される。{2}の右辺をg(x)とおくと

  f(x)−g(x)=(x−[ヌ])^2・(x+[ネ]b)

と因数分解されるので、a=−[ネ]bとなる。{1}と{2}の表す直線の傾きを比較
することにより、a^2=[ノハ]/[ヒ]である。

 したがって、求めるSの値は[フ]/[ヘホ]である。


※分数は(分子)/(分母)、xの2乗はx^2、マーク部分の□は[ ]で表記して
います。

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■ 解説目次

 ◆1 導関数は傾きを表す
 ◆2 極値では導関数の値(=微分係数)が0
 ◆3 積分は微分の逆
 ◆4 極値なのでf'(x)=0
 ◆5 極値はy座標

(以下略)

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■ 解説

◆1〜3は省略します。


 ◆4 極値なのでf'(x)=0

前置きはこの辺にして、今回の問題です。

2019年は、3次関数f(x)=x^3+px^2+qxについての問題でした。

この関数は、「x=−1で極値2をとる」と言っています。

ここからいくつか式ができますね?

まずは、◆2でも触れたように「極値は接線の傾きがゼロになるところ」なので、
f(x)を微分し、x=−1を代入した式の値はゼロになります。

つまり、f'(−1)=0です。

よって、[ア]=0

少し計算しておきましょう!

f'(x)=3x^2+2px+q
f'(−1)=3(−1)^2+2p×(−1)+q
     =3−2p+q=0

このような式が得られます。


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 ◆5 極値はy座標

さらに、「x=−1で極値2をとる」ので、f(−1)=2です。
極値は式の値なので、つまりはxy平面にグラフを描いた場合のy座標ですね。

これもその通りの式を作ってみましょう!

f(x)=x^3+px^2+qx
f(−1)=(−1)^3+p(−1)^2+q(−1)
    =−1+p−q=2

文字が2つあるので、◆4の式と連立すれば・・・


(以下略)


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高校数学「等式の証明」x+y+z=0のとき

高校数学「等式の証明」x+y+z=0のとき

x+y+z=0のとき、x^3+y ^3+z^3=3xyzであることを証明せよ。

この問題の証明をすることを考えてみます。

等式の証明は、前回の記事でも述べたように、A−B=0を証明するなどの方法ですることができます。

今回の問題のように、「x+y+z=0」という条件がある場合は、これを活用しなければ、普通はできないようになっています。

x+y+z=0を移項して、x+y=−zとしてみましょう。
これはつまり、「x+yがあれば、−zに置き換えられる」ということを意味します。



与式を変形して、x+yの形を作ることをめざしましょう!

(左辺)=x^3+y^3+z^3
   =(x+y)(x^2−xy+y^2)+z^3
   =(x+y){(x+y)^2−3xy}+z^3

因数分解の公式を利用して、このように変形してみると、x+yが出てきました。−zに置き換えてみましょう!

   =(−z){(−z)^2−3xy}+z^3
   =(−z)(z^2−3xy)+z^3
   =−z^3+3xy+z^3
   =3xy
   =(右辺)

ということで、左辺と右辺が等しいことが証明できました。


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