高校化学「芳香族」「有機物」「分離」H
安息香酸、アニリン、フェノール、ニトロベンゼンの混合物を含むエーテル溶液から、それぞれの化合物を分離したい。
まず最初にこの混合溶液にNaOH水溶液を加えると、安息香酸とフェノールそれぞれの塩が水層に移動し、エーテル層にアニリンとニトロベンゼンが残る。
水層に移動した塩を含む水溶液を分離し、その水溶液にCO2を吹き込み、エーテルを加えるとエーテル層に遊離する化合物は何か、化学反応式とともに答えよ。
「弱酸の塩+強酸→強酸の塩+弱酸」という反応のパターンを用いて考えます。
解答解説はこのページ下
センター過去問
まず、最初にNaOH水溶液を加えた時点で、安息香酸はC6H5COONaに、フェノールはC6H5ONaになっています。
これら2種類の塩が含まれる水溶液にCO2を吹き込む、つまり、炭酸と反応させる。ということになります。
フェノールは炭酸よりも弱い酸なので、C6H5ONaを弱酸の塩、炭酸を強酸として「弱酸の塩+強酸→強酸の塩+弱酸」の反応が起こり、フェノールが遊離します。
C6H5ONa+CO2+H2O→C6H5OH+NaHCO3
つづく→安息香酸ナトリウムを安息香酸に
関連項目
アニリン、サリチル酸、フェノール、ニトロベンゼンの場合
金属イオンの系統分離
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2019年11月14日
高校化学「芳香族」「有機物」「分離」G
高校化学「芳香族」「有機物」「分離」G
安息香酸、アニリン、フェノール、ニトロベンゼンの混合物を含むエーテル溶液から、それぞれの化合物を分離したい。
まず最初にこの混合溶液にNaOH水溶液を加えると、エーテル層に残る化合物はどれかこたえよ。
NaOH水溶液は強塩基ですね。
解答解説はこのページ下
センター過去問
当然のことながら、NaOH水溶液は塩基です。塩基は酸と反応して塩を作ります。
ということは、NaOHを加えると、酸の性質を持っている化合物は塩になります。
安息香酸、アニリン、ニトロベンゼン、フェノールのうち、酸の性質を持っている化合物は、
安息香酸、フェノール
です。
安息香酸とフェノールはNaOHと反応して塩を作り、塩は水に溶けやすいので水層に移動します。
ということは、NaOHと反応しなかったアニリンとニトロベンゼンがエーテル層に残ります。
つづく→水層にCO2を吹き込む
関連項目
アニリン、サリチル酸、フェノール、ニトロベンゼンの場合
金属イオンの系統分離
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安息香酸、アニリン、フェノール、ニトロベンゼンの混合物を含むエーテル溶液から、それぞれの化合物を分離したい。
まず最初にこの混合溶液にNaOH水溶液を加えると、エーテル層に残る化合物はどれかこたえよ。
NaOH水溶液は強塩基ですね。
解答解説はこのページ下
センター過去問
当然のことながら、NaOH水溶液は塩基です。塩基は酸と反応して塩を作ります。
ということは、NaOHを加えると、酸の性質を持っている化合物は塩になります。
安息香酸、アニリン、ニトロベンゼン、フェノールのうち、酸の性質を持っている化合物は、
安息香酸、フェノール
です。
安息香酸とフェノールはNaOHと反応して塩を作り、塩は水に溶けやすいので水層に移動します。
ということは、NaOHと反応しなかったアニリンとニトロベンゼンがエーテル層に残ります。
つづく→水層にCO2を吹き込む
関連項目
アニリン、サリチル酸、フェノール、ニトロベンゼンの場合
金属イオンの系統分離
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高校生物「葉緑体」
高校生物「葉緑体」
次の文章のかっこに適語を入れよ。
葉緑体は光合成の場であり、(@)などの光合成色素を含む、(A)の膜で包まれた細胞小器官である。内部は(B)と呼ばれる袋状の層状構造と、(C)という基質からなる。(B)の重なった部分をグラナという。
解答はこのページ下に掲載します。
センター過去問生物+生物基礎
生物の書籍
@クロロフィル,A二重,Bチラコイド,Cストロマ
葉緑体は光合成の場であり、クロロフィルなどの光合成色素を含む、二重の膜で包まれた細胞小器官である。内部はチラコイドと呼ばれる袋状の層状構造と、ストロマという基質からなる。チラコイドの重なった部分をグラナという。
関連項目
ミトコンドリアの特徴
共生説
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次の文章のかっこに適語を入れよ。
葉緑体は光合成の場であり、(@)などの光合成色素を含む、(A)の膜で包まれた細胞小器官である。内部は(B)と呼ばれる袋状の層状構造と、(C)という基質からなる。(B)の重なった部分をグラナという。
解答はこのページ下に掲載します。
センター過去問生物+生物基礎
生物の書籍
@クロロフィル,A二重,Bチラコイド,Cストロマ
葉緑体は光合成の場であり、クロロフィルなどの光合成色素を含む、二重の膜で包まれた細胞小器官である。内部はチラコイドと呼ばれる袋状の層状構造と、ストロマという基質からなる。チラコイドの重なった部分をグラナという。
関連項目
ミトコンドリアの特徴
共生説
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高校生物「共生説」「葉緑体」「ミトコンドリア」
高校生物「共生説」「葉緑体」「ミトコンドリア」
次の文章のかっこに適語を入れよ。
真核生物は原核生物よりも進化が進み、分業化が進んでいることなどから、真核生物は原核生物から進化したと考えられている。真核生物は、核、ミトコンドリア、葉緑体などの(@)をもつ細胞からなる。ミトコンドリアは好気性細菌、葉緑体は(A)が、原始的な真核生物に共生することで誕生したと考えられている。これを(B)説という。
(B)説の主な根拠となる、ミトコンドリアや葉緑体がもつ性質は、(C)と(D)である。
解答はこのページ下に掲載します。
センター過去問生物+生物基礎
生物の書籍
@細胞小器官,Aシアノバクテリア,B共生,CDNAをもつこと,D分裂して増えること
真核生物は原核生物よりも進化が進み、分業化が進んでいることなどから、真核生物は原核生物から進化したと考えられている。真核生物は、核、ミトコンドリア、葉緑体などの細胞小器官をもつ細胞からなる。ミトコンドリアは好気性細菌、葉緑体はシアノバクテリアが、原始的な真核生物に共生することで誕生したと考えられている。これを共生説という。
共生説の主な根拠となる、ミトコンドリアや葉緑体がもつ性質は、DNAをもつことと分裂して増えることである。
関連項目
ミトコンドリアの特徴
葉緑体の特徴
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次の文章のかっこに適語を入れよ。
真核生物は原核生物よりも進化が進み、分業化が進んでいることなどから、真核生物は原核生物から進化したと考えられている。真核生物は、核、ミトコンドリア、葉緑体などの(@)をもつ細胞からなる。ミトコンドリアは好気性細菌、葉緑体は(A)が、原始的な真核生物に共生することで誕生したと考えられている。これを(B)説という。
(B)説の主な根拠となる、ミトコンドリアや葉緑体がもつ性質は、(C)と(D)である。
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センター過去問生物+生物基礎
生物の書籍
@細胞小器官,Aシアノバクテリア,B共生,CDNAをもつこと,D分裂して増えること
真核生物は原核生物よりも進化が進み、分業化が進んでいることなどから、真核生物は原核生物から進化したと考えられている。真核生物は、核、ミトコンドリア、葉緑体などの細胞小器官をもつ細胞からなる。ミトコンドリアは好気性細菌、葉緑体はシアノバクテリアが、原始的な真核生物に共生することで誕生したと考えられている。これを共生説という。
共生説の主な根拠となる、ミトコンドリアや葉緑体がもつ性質は、DNAをもつことと分裂して増えることである。
関連項目
ミトコンドリアの特徴
葉緑体の特徴
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中学数学「2次方程式」「解の公式」
中学数学「2次方程式」「解の公式」
2次方程式x^2+9x−5=0を解け。
2次方程式は、まずは因数分解を試みる。もしできなければ、解の公式。と考えます。
次の書籍も参考にしてください。
x^2+9x−5=0
掛けて−5,足して9の整数の組み合わせはないので、解の公式を使います。
このように、真ん中の数が大きいときは(中学の範囲では)因数分解できないことが多いです。
解の公式は
ですね。
これにa=1,b=9,c=−5を代入して、
x=[−9±√{9^2−4×1×(−5)}]/2×1
={−9±√(81+20)}/2
=(−9±√101)/2
関連問題
因数分解のとき
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2次方程式は、まずは因数分解を試みる。もしできなければ、解の公式。と考えます。
次の書籍も参考にしてください。
x^2+9x−5=0
掛けて−5,足して9の整数の組み合わせはないので、解の公式を使います。
このように、真ん中の数が大きいときは(中学の範囲では)因数分解できないことが多いです。
解の公式は
ですね。
これにa=1,b=9,c=−5を代入して、
x=[−9±√{9^2−4×1×(−5)}]/2×1
={−9±√(81+20)}/2
=(−9±√101)/2
関連問題
因数分解のとき
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ラベル:数学
こんなヤツです
年齢:41
職業:プロ家庭教師、AE個別学習室(えまじゅく)代表、翻訳者
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