2019年11月29日

中学数学「平方根」「足し算・引き算」A

中学数学「平方根」「足し算・引き算」A

前回の記事で、基本的な足し算引き算を解説しました。

今回はa√bの形に直して計算する場合を解説します。


√3+√3=2√3

のように、ルートの中身が同じならば、中身はそのままで、外の数を足すだけでしたね。
そして、中身が違うときは足し算引き算はできません。

でしたが、中身が違っても、変形して同じになるなら、同じに直せば計算できる。ということができます。
たとえば、

 √8+√32
=2√2+4√2
=6√2

です。


↓基本的な計算練習にお勧めの問題集です↓

平方根はもちろん、展開・因数分解、2次方程式などの練習ができます。


√8と√32はもちろんそのままでは、√の中身が違います。
しかし、それぞれ直すと、

√8=2√2,√32=4√2

だから、√の中身が同じになり、足し算ができる。というわけです。

引き算でももちろん同様です。

 √5−√125
=√5−2√5
=−√5


次の記事→ルートの四則混合


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中学数学「平方根」「足し算・引き算」@

中学数学「平方根」「足し算・引き算」@

平方根のかけ算平方根の割り算は、「ルートの中同士、外同士を掛けたり割ったりする」だけでしたが、足し算引き算はちょっと違います。

例えば、

√3+√3=2√3

です。

√3と√3を足したら、√3が2個だから、2×√3=2√3というわけです。


↓基本的な計算練習にお勧めの問題集です↓

平方根はもちろん、展開・因数分解、2次方程式などの練習ができます。


つまり平方根の足し算は、√の部分は変わらず、√の前の係数同士を足すだけで完成!です。


2√5+√5=3√5

(3/2)√2+(1/2)√2=(4/2)√2=2√2


分数が入ってもやり方は同じです。

さらに、引き算でも同様に、√の部分は変わらず、係数同士を引き算すればOKです。


√10−√10=0×√10=0

5√3−2√3=3√3


などなど。


次の記事→ルートの中身が違うときの足し算・引き算


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