好評発売中の数列の書籍から1問ご紹介します。
■ 問題
「 次のように定められた数列の一般項anと第n項までの和Snを求めよ。
a1=2,an+1=−2an (n=1,2,3,…)」
これはどんな数列でしょうか?
あまり悩まず、パッと選択肢を選んで、次のページへ!
■ 選択肢
@ 初項が2,公差が2の等差数列
A 初項が2,公差が−2の等差数列
B 初項が2,公比が2の等比数列
C 初項が2,公比が−2の等比数列
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■ 選択肢の解答
C 初項が2,公比が−2の等比数列
今回の漸化式は、「第n項から第n+1項にいくには、−2を掛ける」という意味なので、次々と−2を掛けていく数列です。つまり、等比数列というわけです。
■ 解答解説
この漸化式で表される数列は、初項2,公比−2の等比数列なので、等比数列の公式を使います。
まず一般項は、★an=ar^(n-1) なので、
an=2・(−2)^(n-1)
=−(−2)・(−2)^(n-1) ←2=−(−2)
=−(−2)^n ←(−2)・(−2)^(n-1)=(−2)^n
和は・・・(以下略)
この問題は次の書籍のP.53に掲載されています。書籍では、間違いの選択肢のコメントや計算式、類題とその解答解説も掲載しています。
◆関連項目
数列まとめ
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ラベル:数学