2023年06月29日

高校物理「熱力学」窒素分子の運動・圧力B

高校物理「熱力学」窒素分子の運動・圧力B

◆問題

窒素分子の運動について、次の問いに答えよ。ただし、N=14,アボガドロ定数を6.0×1023、気体定数を8.3[J/(mol・K)]、√24.9≒5.0とする。

(1) 窒素分子1個の質量は何kgか?

(2) 7℃における窒素分子の二乗平均速度は何m/sか?

(3) (2)の速さの窒素分子1個が、容器の壁に垂直に弾性衝突して跳ね返るとき、壁に与える力積の大きさを求めよ。


↓解答解説はお知らせの下↓


★★ お知らせ ★★

AE個別学習室(えまじゅく)水戸教室では、学校の授業の補習、定期テスト対策だけでなく、「大学入試共通テスト」の対策授業を行っています。
従来のセンター試験や試行テストの内容を踏まえて、理系文系全科目の指導が可能です。
マンツーマンの授業なので「ゼロからのスタートの人は中学の復習から」「基本ができている人は応用問題の解き方中心に」など、ひとりひとりの状況に合わせて授業を行います。
適切な時期に適切な対策をすれば、どんな目標でも達成可能です。志望校を諦める前に、まずは一度ご相談ください。


◆解説

(2)で窒素分子の二乗平均速度を求めました。
5.0×102[m/s]ですね。

窒素分子は壁で弾性衝突するので、その運動量の変化は

mv−(−mv)=2mv

となります。
「運動量=力積」で、壁に与えた力積と窒素分子の受けた力積は等しいので、壁に与えた力積も2mvとなります。

窒素分子の質量は(1)で求めたので、これらを代入して、

2mv=2×4.66×10-26×5.0×102
  =4.66×10-23[N・s]


次の問題→1気圧のとき


◆関連項目
熱力学まとめ


江間淳の書籍はこちら
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 20年以上の実績。全学年、英・数・理をはじめ全教科対応
  最高級の指導を提供します!メール添削も好評です!

プロ家庭教師の江間です。    AE個別学習室(えまじゅく)
http://www.a-ema.com/k/     http://www.a-ema.com/j/
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
posted by えま at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校物理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

高校物理「熱力学」窒素分子の運動・圧力A

高校物理「熱力学」窒素分子の運動・圧力A

◆問題

窒素分子の運動について、次の問いに答えよ。ただし、N=14,アボガドロ定数を6.0×1023、気体定数を8.3[J/(mol・K)]、√24.9≒5.0とする。

(1) 窒素分子1個の質量は何kgか?

(2) 7℃における窒素分子の二乗平均速度は何m/sか?


↓(2)の解答解説はお知らせの下↓


★★ お知らせ ★★

AE個別学習室(えまじゅく)水戸教室では、学校の授業の補習、定期テスト対策だけでなく、「大学入試共通テスト」の対策授業を行っています。
従来のセンター試験や試行テストの内容を踏まえて、理系文系全科目の指導が可能です。
マンツーマンの授業なので「ゼロからのスタートの人は中学の復習から」「基本ができている人は応用問題の解き方中心に」など、ひとりひとりの状況に合わせて授業を行います。
適切な時期に適切な対策をすれば、どんな目標でも達成可能です。志望校を諦める前に、まずは一度ご相談ください。


◆解説

分子量M,絶対温度T[K]の気体分子の二乗平均速度は、

二乗平均速度=√(3RT/NAm)

で表されます。

Amは1molのグラム質量なので、NAm=M×10-3[kg/mol]です。
与えられた値を代入すると、

二乗平均速度=√[(3×8.3×(7+273)}/28×10-3]
      =√(7470/28×10-3)
      ≒√(24.9×104)
      ≒5.0×102[m/s]


次の問題→窒素分子が壁に与える力積


◆関連項目
熱力学まとめ


江間淳の書籍はこちら
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 20年以上の実績。全学年、英・数・理をはじめ全教科対応
  最高級の指導を提供します!メール添削も好評です!

プロ家庭教師の江間です。    AE個別学習室(えまじゅく)
http://www.a-ema.com/k/     http://www.a-ema.com/j/
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
posted by えま at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校物理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

高校化学(用語)「気体の状態方程式」

高校化学(用語)「気体の状態方程式」

★理想気体の状態方程式(ideal gas law)

理想気体では、圧力p,体積V,物質量n,気体定数R,絶対温度Tの間に、

pV=nRT

の関係が成り立つ。


実際の問題では、気体定数が与えられ、残りの4つの文字のうち3つの値が与えられたり求められたりする場合がほとんどです。
ある特定の状態の未知の値を求めるときはこの状態方程式を使い、特定の状態から別の状態に変化するときはボイルシャルルの法則を使う。と考えるとだいたいOKです。


↓↓有機化学を含むいわゆる「発展化学」を短期間でおさらいするのにおすすめです!↓↓

短期攻略 大学入学共通テスト 化学


◆関連項目
ボイル・シャルルの法則
「物質の状態」まとめ


江間淳の書籍はこちら
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 20年以上の実績。全学年、英・数・理をはじめ全教科対応
  最高級の指導を提供します!メール添削も好評です!

プロ家庭教師の江間です。    AE個別学習室(えまじゅく)
http://www.a-ema.com/k/     http://www.a-ema.com/j/
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
posted by えま at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校化学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日本史「開国と幕末の動乱」開国@

日本史「開国と幕末の動乱」開国@

◆問題

空欄に適語を入れてください。

18世紀後半、イギリスで産業革命が始まり、欧米諸国は市場や原料供給地を求めてアジアへ進出した。

清国はアヘン戦争でイギリスに敗れて(@)条約を結び、香港を割譲し、開国を余儀なくされた。これを受けて幕府は1842年、異国船打払令を緩和し、(A)を出した。


解答はこのページ下


用語集ならコレ!

日本史用語集 改訂版 A・B共用


◆解答

@南京、A天保の薪水給与令

18世紀後半、イギリスで産業革命が始まり、欧米諸国は市場や原料供給地を求めてアジアへ進出した。

清国はアヘン戦争でイギリスに敗れて南京条約を結び、香港を割譲し、開国を余儀なくされた。これを受けて幕府は1842年、異国船打払令を緩和し、天保の薪水給与令を出した。


前の問題→民衆文化の成熟A
次の問題→開国A


近代・現代まとめ
近世まとめ中世まとめ原始・古代まとめ


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 20年以上の実績。全学年、英・数・理をはじめ全教科対応
  最高級の指導を提供します!メール添削も好評です!

プロ家庭教師の江間です。    AE個別学習室(えまじゅく)
http://www.a-ema.com/k/     http://www.a-ema.com/j/
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
posted by えま at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
こんなヤツです
名前:江間淳
年齢:41
職業:プロ家庭教師、AE個別学習室(えまじゅく)代表、翻訳者
ウェブサイトURL:http://www.a-ema.com/
メールアドレス:j@a-ema.com
一言:アプリ、メルマガ、電子書籍提供中です。アマゾンやGooglePlayで「江間淳」で検索!
江間淳の書籍一覧 → http://amzn.to/2m9LTvN