◆問題
第2問 空気中での落下運動に関する探求について、次の問いに答えよ。
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先生:抵抗力の大きさRと速さvの関係を明らかにするために、ここまでは終端速度の大きさと質量の関係を調べましたが、落下途中の速さが変化していく過程で、Rとvの関係を調べることもできます。鉛直下向きにy軸をとり、アルミカップを原点から初速度0で落下させます。アルミカップの位置yをΔt=0.05sごとに記録したところ、図4のようなy−tグラフが得られました。このy−tグラフをもとにして、Rとvの関係を調べる手順を考えてみましょう。
問5 この手順を説明する文章中の空欄[エ]・[オ]には、それぞれの直後の{ }内の記述および数式のいずれか1つが入る。[ 15 ]

まず、図4のy−tグラフより、Δt=0.05sごとの平均の速さvを求め、図5のv−tグラフをつくる。次に、加速度の大きさaを調べるために、
[エ]{(a) v−tグラフのすべての点のできるだけ近くを通る一本の直線を引き、その傾きを求めることによってaを求める。
(b) v−tグラフから終端速度を求めることによってaを求める。
(c) v−tグラフからΔtごとの速度の変化をもとめることによってa−tグラフをつくる。
こうして求めたaから、アルミカップにはたらく抵抗力の大きさRは、
R=[オ]{(a) m(g+a),(b) ma,(c) m(g−a)}と求められる。
以上の結果をもとに、Rとvの関係を示すグラフを描くことができる。
解答はこのページ下に掲載します。
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◆解答
何やらいろいろ書いてありますが、要するに、「加速度はどうやって求めるか?」
そして、「加速度がaのとき、アルミカップにはたらく力はどう表せるか?」
を答える設問となっています。
加速度は一定時間あたりの速度の変化量なので、v−tグラフからΔtごとの速度の変化を求めれば、加速度がわかる。ということができます。
そしてアルミカップにはたらく力は、「加速度×質量」で表すことができます。
もともと重力加速度gがかかっていて、そこにaの加速度が加わります。
重力加速度は鉛直下向き、ここでの加速度aは鉛直上向きなので、アルミカップの加速度はg−aとなります。
つまり、アルミカップにはたらく抵抗力の大きさRは、
R=m(g−a)
というわけで、[エ]=c,[オ]=cとなります。
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◆関連項目
等加速度運動、力〜エネルギー、力のモーメントなど
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