■ 問題
ベクトルを利用して、次の円の方程式を求めよ。
「2点A(1,4),B(3,0)を直径の両端とする円」
解答解説はこのページ下
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■ 解答解説
ベクトルを利用しなくてももちろん求めることができますが、問題の指示では「ベクトルを利用して」となっているので仕方がないから(?)ベクトルでやっていきます。
@の場合と同様に、円周上の点をP(x,y)とおいて、円の場合に成り立つ条件式を立てていきましょう!
ABを直径とするので、ABの中点が中心になります。
つまり、中心をCとすると、Cの座標は
((1+3)/2,(4+0)/2)=(2,2)
となります。
@と同様に式を立ててみましょう!
|→OP−→OC|=|→AC|
→OP=(x,y),→OC=(2,2),→AC=(2,2)−(1,4)=(1,−2)
だから、
→OP−→OC=(2−x,2−y)
ですね。
あとは絶対値の方程式の通りに計算すると、
(2−x)2+(2−y)2=12+(−2)2
(x−2)2+(y−2)2=1+4
(x−2)2+(y−2)2=5
というわけで、円の方程式が完成しました!
ちなみに、中心は(2,2),半径は√5ですね。
他の方法がお好みの人もいると思いますので、後日別記事を作成したいと思います。
(1)に戻る→中心がわかっているとき
◆関連項目
ベクトルまとめ
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ラベル:数学