2024年07月12日

高校物理「力学」建物の屋上から水平に物体を投げたときB

高校物理「力学」建物の屋上から水平に物体を投げたときB

◆問題

高さH[m]の建物の屋上から、質量m[kg]の物体を水平方向に速さv0[m/s]で投げ出した。
位置エネルギーの基準を地面とし、重力加速度をg[m/s2]として、次の問いに答えよ。

(1) 投げ出した直後の運動エネルギーと重力による位置エネルギーを求めよ。

(2) 地面から高さh[m]の点を通過するときの物体の速さを求めよ。

(3) 地面に達する直前の物体の速さを求めよ。


(3)の解答はこのページ下に掲載します。


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◆解答

(2)と同様に、水平方向と鉛直方向の速さを合成する。という方針です。
やはり、力学的エネルギーの保存を使って求めていきましょう!

空中では水平方向には力を受けないとみなして、水平方向の速さは初速と同じくv0です。

力学的エネルギーの保存より、位置エネルギー減少分が運動エネルギーになっているはずです。
地面に達する直前では、もともと持っていた位置エネルギーが全て運動エネルギーに変わったと考えられるので、

(1/2)mv2=mgH
    v2=2gH
    v=√(2gH)

つまり、地面に達する直前での鉛直方向の速さは√(2gH)です。

水平方向と鉛直方向の速さがそれぞれわかったので、あとは合成します。

求める速さをvとすると、

2=v02+2gH
=√(v02+2gH)


というわけで、地面に達する直前の速さは、√(v02+2gH)[m/s]


この問題の最初に戻る→投げ出した直後の運動エネルギーと重力による位置エネルギー


◆関連項目
力〜エネルギー力のモーメントなど


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本日配信のメルマガ。2023年共通テスト数学2B第2問[1]

本日配信のメルマガでは、2023年大学入学共通テスト数学2B第2問[1]を解説します。


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リクエスト等ございましたら、mm@a-ema.comまでお知らせください。


■ 問題

2023年共通テスト数2Bより

第2問

[1]

(1) kを正の定数とし、次の3次関数を考える。

  f(x)=x^2・(k−x)

 y=f(x)のグラフとx軸との共有点の座標は(0,0)と([ア],0)である。

 f(x)の導関数f'(x)は

  f'(x)=[イウ]x^2+[エ]kx

である。

 x=[オ]のとき、f(x)は極小値[カ]をとる。
 x=[キ]のとき、f(x)は極大値[ク]をとる。

 また、0<x<kの範囲においてx=[キ]のときは最大となることがわかる。

[ア],[オ]〜[ク]の解答群(同じものを繰り返し選んでもよい。)
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐
|{0} 0  {1} (1/3)k  {2} (1/2)k  {3} (2/3)k       |
|{4} k  {5} (3/2)k  {6} −4k^2  {7} (1/8)k^2       |
|{8} (2/27)k^3  {9} (4/27)k^3  {a} (4/9)k^3  {b} 4k^3|
└―――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘


(2) 後の図のように底面が半径9の円で高さが15の円錐に内接する円柱を考える。
円柱の底面の半径と体積をそれぞれx,Vとする。Vをxの式で表すと

  V=([ケ]/[コ])πx^2・([サ]−x) (0<x<9)

である。(1)の考察より、x=[シ]のときVは最大となることがわかる。Vの最大値
は[スセソ]πである。


図はこちら→http://www.a-ema.com/img/center2023math2b21.png


※分数は(分子)/(分母)、xの2乗はx^2、マーク部分の□は[ ]で表記しています。

  微分積分まとめ→http://a-ema.seesaa.net/article/478475977.html

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■ 解説目次

 ◆1 導関数は傾きを表す
 ◆2 極値では導関数の値(=微分係数)が0
 ◆3 x軸上はy=0
 ◆4 導関数だから微分

(以下略)

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■ 解説


◆1〜2は省略します。


 ◆3 x軸上はy=0

では今回の問題です。

関数f(x)=x^2・(k−x)が与えられていて、このy=f(x)とx軸との交点を
求めます。

x軸上はy=0だから、イコールゼロで解けばOK!ですね!

x^2・(k−x)=0

よって、x^2=0よりx=0,k−x=0よりx=kが得られます。

つまり、x軸との交点は(0,0)と(k,0)ですね。

よって、[ア]=4


- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

 ◆4 導関数だから微分

続いてf'(x)を求めます。

導関数は普通に微分の計算ですね。
◆1でも触れたように、

★ y=x^nならば、y'=nx^(n-1)

です。

f(x)=x^2・(k−x)
   =kx^2−x^3
   =−x^3+kx^2  ←解答の形式に近づくように、順番を入れ替えた

f'(x)=・・・


(以下略)


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解説の続き・解答や公式一覧などは・・・

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