■ 問題
3次方程式x3−3x2−9x+a=0が異なる2個の正の解と1個の負の解をもつようなaの値の範囲を求めよ。
解答解説はこのページ下に
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■ 解答解説
3次方程式でも、方程式の解はx軸との交点です。
だから、解の個数や範囲について考えるときは、3次関数とx軸との共有点を調べればOKです。
だから、結局やるべきことは極値ですね。
例えば極小値がx軸より下で、極大値がx軸より上ならば、異なる3つの解をもつ。ということができます。
まずは微分しましょう!
f(x)=x3−3x2−9x+a=0とおいて、
f'(x)=3x2−6x−9
=3(x2−2x−3)
=3(x+1)(x−3)
極値ではf'(x)=0だから、x=−1,3
これらのときの式の値が極値です。つまり、
f(−1)=−1−3+9+a
=5+a
f(3)=27−27−27+a
=−27+a
x=−1のとき極大値5+a,x=3のとき極小値−27+a
ですね。
また、f(0)=aです。
つまり、この3次関数はy軸上のaの点を通ります。
極大値・極小値の位置を考えると、まず、a>0ならば負の解を1つだけもつことがわかると思います。
そして極小値が負の数になれば、極小値付近でx軸と異なる2点で交わります。つまり、2つの正の解を持ちます。
−27+a<0
a<27
これらの共通範囲が求めるaの範囲となります。
つまり、
0<a<27
◆関連問題
f(x)がx=1で極値をもつように、定数aの値を定めよ
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微分積分まとめ
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ラベル:数学