数日前に高専の合格発表がありました。
今年は高専を第一志望とする生徒さんがいて、見事合格されました!おめでとうございます。
この記事では、この生徒さんのえまじゅく入塾から合格までの軌跡を簡単にご紹介します。
入塾は中学3年の部活が終わる時期くらいでした。
数学は得意だけど、英語と社会が苦手という生徒さんです。
1,2回指導してみたところ、理解力は充分あるものの、これら苦手教科だけでなく、知識が全般的に足りないことがわかりました。
中学生にはありがちですが、とにかく終わらせることが最優先で、内容の理解や記憶が伴わない勉強の取り組み方になっている上に、そもそも普段の勉強をほとんどしていないのが主な原因のようです。
これに対処するために、えまじゅく教室での授業で5教科それぞれの取り組み方を一つ一つ体験してもらって、自宅でもその方法で宿題をやってもらいました。
今まできちんと意味のある取り組みをほとんどしたことがなかったせいか、そのやり方が身に付くまでに数ヶ月かかりましたが、冬休み前には勉強のペースができて、理解度と成績が上がってきました。
特に英語は、単語力はまだいまいちだったものの、長文読解ができるようになり、時間さえ足りれば長文はほぼ満点。といった様子で、むしろ英語が得意科目になっています。
指導しているこちらとしても、「確か、最初、英語が苦手って言って入ってきたよね?」と記憶違いだったかと思ってしまうほどです。
この時点で、英語は30〜40点→60〜70点と、ほぼ倍増でした。
ただし、この時点では、社会がまだまだ知らないことだらけ、理科も知識不足で得点が不安定。どれかが良ければどれかが悪い。という様子で、5教科の合計得点はまだ目立って上がっていたわけではありませんでした。
理解力はある生徒さんですし、ここまでで基礎力はかなりついたので、ここから私立の過去問に取り組みながら、理科・社会の知識を整理し、英数国も問題に慣れていきます。
1月の私立入試前に過去問はやり尽くし、充分準備をした結果、私立は「このくらいのコースに受かればいいね」と予定していたコースよりもさらに上に合格しました。
本人もご家族も「あれ?これって結構すごいですよね?」という反応でした。
入塾した頃の成績と比べると、5教科合計では120点アップ相当といったところです。結構すごいです!
私立の結果も良かったので、しきりに反対して諦めるように指導していた担任の先生も、第一志望の高専や県立の進学校を受験することを渋々(?)認めたようです。
私立の後は高専の過去問に取り組みました。
多くの進学塾では、過去問に何ヶ月も前から取り組むと思いますが、えまじゅくでは基本的に過去問は直前です。
その理由は以前何かの記事でも書いたと思いますが、過去問に取り組む前に基礎力をできるだけ上げておいた方が良いからです。
基礎力があると、過去問に取り組んだときの吸収率が違います。
私立入試が終わった時点でまず1回やってみたときは、理科と社会の正解率は半分以下でしたが、その都度詳しく解説し、すでに把握している知識と結び付けることで、どんどん解けるようになりました。
そして実際の入試では、理科も社会も80点近く取ることができ、合計点も合格ラインを余裕を持って超えることができました。
担任の先生がちょっとアレなので(?)、内申点が悪くてちょっと心配でしたが、見事合格できたというわけです。
高専が第一志望だったので、もう高専で決定です!おめでとうございます!
高専の入試は、普通の高校入試よりも難易度が高い問題が多いにもかかわらず、この得点が取れたということは、もし県立高校を受験すれば、以前から考えていたあの「進学校」は楽勝だったと思います。
学校では、それより150点くらい低くても受かる別の県立を受けるよう指導していたんですよね・・・この生徒さんが、その先生の指導を鵜呑みにして、もしその通りに受験していたら、とんでもない大きな損失だったと思います。
自分がやりたいことがあるなら、諦めず最後までがんばることが大切!ということがよくわかる例ですね!
というわけで、今年高専に合格した生徒さんの入塾から合格までについて思いつくままざっと書いてみました。
「高専を受けよう!」と考えている皆さん、何かの参考にしていただければ幸いです。
えまじゅくでは、対面授業、オンライン授業も行っていますので、この記事を読んで興味を持ってくださった方がいましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。
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2025年02月16日
高校数学「2次不等式」絶対値を含む2次不等式|x2+6x+8|<4x+11
高校数学「2次不等式」絶対値を含む2次不等式|x2+6x+8|<4x+11
■問題
2次不等式|x2+6x+8|<4x+11を解け。
↓解答解説はお知らせの下に↓
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★★★★★★★「AE個別学習室(えまじゅく)」生徒募集!★★★★★★★
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■解答解説
絶対値のついた式を解く場合、通常は、絶対値の中身がプラスの場合とマイナスの場合で分けます。
今回の式は
|x2+6x+8|<4x+11
これなので、x2+6x+8がプラスの場合とマイナスの場合で分けます。
x2+6x+8=(x+2)(x+4)だから、x≦−4,x≧−2のときプラス、−4<x<−2のときマイナスですね。
だから、これらの区間で場合分けをします。
(i) x≦−4,x≧−2のとき
x2+6x+8<4x+11
x2+2x−3<0
(x+3)(x−1)<0
よって、−3<x<1
x≦−4,x≧−2だから、−2≦x<1
(ii) −4<x<−2のとき
−(x2+6x+8)<4x+11
x2+6x+8>−4x−11
x2+10x+19>0
整数では因数分解できないので、解の公式を使います。
x={−10±√(100−4×1×19)}/2
={−10±√(100−76)}/2
=(−10±√24)/2
=(−10±2√6)/2
=−5±√6
つまり、x<−5−√6,x>−5+√6
−4<x<−2だから、−5+√6<x<−2
(i)と(ii)をまとめると、−5+√6<x<1
今回の問題のように、場合分けして解いた場合でも、その結果連続している範囲になったときは、ひとつにまとめて答えます。
◆関連項目
基本的な2次不等式の計算
2次関数まとめ
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■解答解説
絶対値のついた式を解く場合、通常は、絶対値の中身がプラスの場合とマイナスの場合で分けます。
今回の式は
|x2+6x+8|<4x+11
これなので、x2+6x+8がプラスの場合とマイナスの場合で分けます。
x2+6x+8=(x+2)(x+4)だから、x≦−4,x≧−2のときプラス、−4<x<−2のときマイナスですね。
だから、これらの区間で場合分けをします。
(i) x≦−4,x≧−2のとき
x2+6x+8<4x+11
x2+2x−3<0
(x+3)(x−1)<0
よって、−3<x<1
x≦−4,x≧−2だから、−2≦x<1
(ii) −4<x<−2のとき
−(x2+6x+8)<4x+11
x2+6x+8>−4x−11
x2+10x+19>0
整数では因数分解できないので、解の公式を使います。
x={−10±√(100−4×1×19)}/2
={−10±√(100−76)}/2
=(−10±√24)/2
=(−10±2√6)/2
=−5±√6
つまり、x<−5−√6,x>−5+√6
−4<x<−2だから、−5+√6<x<−2
(i)と(ii)をまとめると、−5+√6<x<1
今回の問題のように、場合分けして解いた場合でも、その結果連続している範囲になったときは、ひとつにまとめて答えます。
◆関連項目
基本的な2次不等式の計算
2次関数まとめ
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ラベル:数学
こんなヤツです

年齢:41
職業:プロ家庭教師、AE個別学習室(えまじゅく)代表、翻訳者
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メールアドレス:j@a-ema.com
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