2025年04月06日

高校英語「文型」第1〜第3文型@

高校英語「文型」第1〜第3文型@


◆問題

例にならってSVOCを示し、和訳をしてください。
例:
The kings of France used every means.
→S[The kings of France] V[used] O[every means] .
「フランスの王たちはあらゆる手段を使った。」

@Why is it difficult to change our beliefs?

AThere may be some out-of-date rules at your school.

BThanks to him, we had little trouble getting to our destinations.


↓解説はお知らせの下に↓

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◆解説

SVCとSVOの区別については、特に以下のようなことが言えます。

・be動詞の文はSVCの場合が多い。「S=C」の関係になる。
・一般動詞の文はSVOの場合が多い。OはVの対象になる。

さらに、今回はSVの文が含まれています。
「Thereから始まる文」は、文型としてはSVとみなすのが標準的です。


@Why V[is] S[it] C[difficult] to change our beliefs?
「なぜ私たちの信念を変えることは難しいのですか?」
形式主語の文で、真主語はto change our beliefsだから、この文の主語もS[to change our beliefs]とみなしても良いです。

AThere V[may be] S[some out-of-date rules] at your school.
「あなたの学校では、時代遅れのルールがあるかも知れません」
Thereから始まる文は、be動詞の後の名詞(句)が主語になります。

BThanks to him, S[we] V[had] O[little trouble] getting to our destinations.
「彼のおかげで、私たちは目的地に着くのにほとんど困りませんでした」
hadの対象がlittle troubleなので、little troubleは目的語です。
getting以降は修飾語Mです。


和訳(と文型の分析)はあくまで一例です。
ここに示したものが唯一絶対の見方というわけではありません。
また、文章の理解のためには、SVさえしっかりわかっていればそれほど問題ないと思います。


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posted by えま at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校英語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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