とある公立中学の英語の先生。
新学年が始まって1か月以上経つのに、まだ一番最初の単元しか終わっていません。
見開き2ページ×3=6ページだけです。
しかし実は、これはもはや驚くに値しません。
多くの公立中学校で、「脱ゆとり」になってから起こっている現象です。
いまだにゆとり気分で、のんびり授業を進めているのだと思います。
ハイレベルな先生には、まあ普通のことです。
この先生がすごいのは、教科書の「基本文」だけを取り扱って、本文と語句には全く触れないところです。
「基本文」しかやっていないのにこんなに進みが遅いのも、更なるハイレベルの証です(笑)
板書でも本文には全く触れず、基本文の簡易的な解説だけをします。
基本文だけならば分量は僅かなので、当然時間が余ります。半分以上余ることが多いそうです。
残りの時間は何をするかといえば、(抱腹絶倒の)英語ゲームをやるそうです。
生徒は「次の時間に本文やるのかな?」と思っていたら、次の時間は次のページです(笑)
そんなやり方で、最初の単元が終わってしまったそうです。
まるまる単元1個分本文と語句には触れていません。
何その教え方?斬新すぎる!(笑)
授業で触れないだけでなく、プリント等のフォローもないそうです。
しかし、テスト範囲にはその教わっていない本文・語句も入っているとか?
もう意味がわかりません。
「単純に進みが遅い」「英語力が足りなくて間違った英語を教えている」などのレベルの先生は、今や珍しくもありません。
しかし、この先生はそんな没個性ではありません。
オンリーワンです。さぞかし誇らしいことでしょう!(笑)
・・・いや、もしかしたら世の中には、この先生すら震え上がるような凄まじい先生がいるかも知れません。
次はどんな先生が現れるでしょうか?ある意味楽しみです。