2017年02月21日

本日配信のメルマガ。2015年センター数学1A第5問 整数の性質

本日配信のメルマガでは、2015年大学入試センター試験数学1A第5問を解説します。

■ 問題

第4問〜第6問は、いずれか2問を選択し、解答しなさい。

第5問

 以下では、a=756とし、mは自然数とする。

(1) aを素因数分解すると

   a=2^[ア]・3^[イ]・[ウ]

である。

 aの正の約数の個数は[エオ]個である。

(2) √(am)が自然数となる最小の自然数mは[カキ]である。√(am)が自然数と
なるとき、mはある自然数kにより、m=[カキ]k^2と表される数であり、
そのときの√(am)の値は[クケコ]kである。

(3) 次に、自然数kにより[クケコ]kと表される数で、11で割った余りが1と
なる最小のkを求める。1次不定方程式

   [クケコ]k−11l=1

を解くと、k>0となる整数解(k,l)のうちkが最小のものは、
k=[サ],l=[シスセ]である。

(4) √(am)が11で割ると1余る自然数となるとき、そのような自然数mの
なかで最小のものは[ソタチツ]である。


※分数は(分子)/(分母)、上付き・下付きの数字は半角で、xの2乗はx^2で、
マーク部分の□は[ ]、マル1は{1}で表記しています。

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■ 解説目次

 ◆1 選択問題が復活しました
 ◆2 そのままやるだけ


(以下略)


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■ 解説

 ◆1 選択問題が復活しました

2015年は、第4問〜第6問が選択問題となりました。

第5問には、整数の性質の問題が配置されました。

これは新課程で新たに独立した単元として導入されました。
高校数学ではあまり発展性はないのですが、「データの分析」の単元と同じく、
用語ややり方を知っていれば簡単なので、文型の人にはやりやすいと言えます。

理系の人の場合は、数学2Bや3と関連性のある単元をやるのがオススメです。

今後も随時問題の形式は変わっていくでしょうから、目先が変わっても対応できる
実力をつけていきたいですね。


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 ◆2 そのままやるだけ

では、まず最初の問題に取りかかってみましょう!

a=756で、「aを素因数分解すると」とあるので、やってみます。

素因数分解自体は中学レベルなので省略します。
やってみると・・・

756=2^2・3^3・7

となります。

よって、[ア]=2,[イ]=3,[ウ]=7


(以下略)


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解説の続き・解答や公式一覧などは・・・

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