2017年07月18日

本日配信のメルマガ。2016年センター数学1A第1問[3] 2次不等式

本日配信のメルマガでは、2016年大学入試センター試験数学1A第1問[3]を解説します。

■ 問題

2016年センター試験数1Aより

第1問

[3] aを1以上の定数とし、xについての連立不等式

{x^2+(20−a^2)x−20a^2≦0 ・・・{1}
{x^2+4ax≧0 ・・・{2}

を考える。このとき、不等式{1}の解は[チツテ]≦x≦a^2である。
また、不等式{2}の解はx≦[トナ]a,[ニ]≦xである。

 この連立不等式を満たす負の実数が存在するようなaの値の範囲は

 1≦a≦[ヌ]

である。


※分数は(分子)/(分母)、xの2乗はx^2、マーク部分の□は[ ]で表記しています。

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■ 解説目次

 ◆1 素早くやり方を見抜くのが大切
 ◆2 2次方程式の解は境界線
 ◆3 ゼロ以下ならx軸の下


(以下略)


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■ 解説

(◆1は省略します)


 ◆2 2次方程式の解は境界線

第1問[3]では、不等式に関する問題が配置されました。
正面から2次不等式を解く問題です。

早速やってみましょう!

まずは{1}から。

x^2+(20−a^2)x−20a^2≦0

2次不等式を解くときには、まずは不等号をイコールに書き換えて解くことが
多いです。
2次方程式に書き換えて求められた解は、不等式の解の範囲の境目を表すから
です。

x2乗の係数がないので、中学レベルの「掛けて〜、足して〜」方式を試して
みましょう。

かけて−20a^2、足して20−a^2になるような2つの数(式)の組み合わせを
考えます。少し考えれば・・・

20と−a^2ならばうまくいきそうですね!

x^2+(20−a^2)x−20a^2=0とすると、
(x+20)(x−a^2)=0
よって、x=−20,a^2

この不等式の解の境界線は、x=−20とa^2であることがわかりました。


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 ◆3 ゼロ以下ならx軸の下

今求めた2次方程式の解をどう使えば良いでしょうか?

y=x^2+(20−a^2)x−20a^2という2次関数と組み合わせて考えます。

y=x^2+(20−a^2)x−20a^2は、下に凸の2次関数です。
この2次関数の値を考える。つまり、グラフ上の位置を考えることで、2次不等式
の解を求めることができます。

少しばかりイメージは沸いたでしょうか?


ここで・・・


(以下略)


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posted by えま at 12:08| Comment(0) | TrackBack(0) | メルマガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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