2018年02月09日

本日配信のメルマガ。2018年センター数学2B第1問[2]序盤

本日配信のメルマガでは、2018年大学入試センター試験数学2B第1問[2]の序盤を解説します。

このメルマガでは、まぐまぐ!様より月額540円で配信中の

【高校数学】読むだけでわかる!センター数学の考え方
 http://www.mag2.com/m/0001641004.html

の冒頭部分を配信していきます。
まずはこのメルマガで雰囲気を掴んでいただければ幸いです。


リクエスト等ございましたら、mm@a-ema.comまでお知らせください。


■ 問題

2018年センター試験数2Bより

第1問

[2] cを正の定数として、不等式

  x^(log[3]x)≧(x/c)^3  ……{2}

を考える。

 3を底とする{2}の両辺の対数をとり、t=log[3]xとおくと

  t^[ソ]−[タ]t+[タ]log[3]c≧0  ……{3}

となる。ただし、対数log[a]bに対し、aを底といい、bを真数という。

 c=(9の3乗根)のとき、{2}を満たすxの値に範囲を求めよう。{3}により

  t≦[チ],t≧[ツ]

である。さらに、真数の条件を考えて

  [テ]<x≦[ト],x≧[ナ]

となる。

 次に、{2}がx>[テ]の範囲でつねに成り立つようなcの値の範囲を求めよう。

 xがx>[テ]の範囲を動くとき、tのとり得る値の範囲は[ニ]である。
[ニ]に当てはまるものを、次の{0}〜{3}のうちから一つ選べ。

{0} 正の実数全体  {1} 負の実数全体
{2} 実数全体  {3} 1以外の実数全体

この範囲のtに対して、{3}がつねに成り立つための必要十分条件は、

log[3]c≧[ヌ]/[ネ]である。すなわち、c≧([ハヒ]の[ノ]乗根)である。


※分数は(分子)/(分母)、xの2乗はx^2、マル1は{1}、マーク部分の□は[ ]で
表記しています。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
=========================== お知らせ1 ===============================

茨城県水戸市の個別指導教室「AE個別学習室(えまじゅく)」では、次のような
講習を企画しています。

「小学生英語講座」
近々本格的に小学校にも英語教育が導入されます。小学校の先生や、小学生向けの
塾の先生は英語の指導に不安がある方が多いそうです。英語の著作もある江間淳が
専用に開発された教材を用いて、スピーキングまでしっかり指導します。

「茨城県立高校入試直前講習」
2/10〜3/4の日程で、県立入試対策として、過去問や予想問題、オリジナル教材
などで得点力アップを図ります。過去には、1ヶ月で200点以上アップした生徒も!
ほとんどの生徒が数十点〜100点程度の得点アップを果たしています。

「私立大学、国立2次試験対策講習」
センター試験の次は私大入試、国立2次試験です。
過去問の詳細な解説と理解で、得点力アップを果たしましょう!

「やりなおしの中学英語を完成させる英文法講習」
「やりなおしの中学英語を完成させる本」著者による中学英文法の解説と演習。
中学3年生だけでなく、高校生、大学生、大人の参加も歓迎します。

家庭教師・塾のサイトと連絡先はここ → http://www.a-ema.com/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ 解説目次

 ◆1 分数の指数の計算
 ◆2 指数・対数の関係
 ◆3 対数の計算法則
 ◆4 「対数をとり」とあるので「対数をとる」
 ◆5 真数の指数は対数の係数

(以下略)


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
=========================== お知らせ2 ===============================

AE個別学習室(えまじゅく)代表/プロ家庭教師の江間は、今のところ書籍を
12冊出しています。全て実際に授業で使用して、好評を得ています。

「やりなおしの中学英語を完成させる本」(総合科学出版)

「プロ家庭教師/翻訳者が教える『秘密の』中学英文法練習帳」
「プロ家庭教師・翻訳者が教える『最重要ポイントだけ』高校英文法問題集」
(前編・後編)
「10秒でわかる!高校数学1A『2次関数』『三角比』「場合の数・確率」
 『命題と集合、データの分析』の考え方」
「10秒でわかる!高校数学2B『三角関数』の考え方」(新刊)
「10秒でわかる!高校数学3『微分』基本問題の考え方」
「解き方の『なぜ』がわかるセンター数学1A2B2017年版」
「ひとめでわかる2016〜2017年センター英語に出た語句」

全てアマゾンにて販売中です。
紙の書籍は全国書店やその他のオンラインショップでも販売中です。

★江間淳(えまあつし)の書籍一覧 → http://amzn.to/2lnKZdS


------------------------------------------------------------------------

■ 解説

(◆1〜3は省略します)


 ◆4 「対数をとり」とあるので「対数をとる」

では今回の問題です。

cを正の定数として、不等式「x^(log[3]x)≧(x/c)^3」を考えます。

この式の次に、やるべきことの指示があります。

「3を底とする{2}の両辺の対数をとり」とありますね。

慣れていない人には「それって美味しいの?」レベルの意味不明さかも知れません
が、センター試験では「とにかく誘導の通りにやる」ことが大切です。

log[3]{x^(log[3]x)}≧log[3]{(x/c)^3}

「3を底とする{2}の両辺の対数」をとっただけです。
そのように指示があるので、そうやればOKです(笑)


- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

 ◆5 真数の指数は対数の係数

そう言われても「んで?どうすれば良いの?」と思う人も多いと思います。
すぐには気付かない人も多いですが、実は簡単です(笑)

できた式は対数の式なので、対数の計算法則を使えば良いのです。

log[3]{x^(log[3]x)}は、真数がx^(log[3]x)です。
「真数の指数は対数の係数」なので、log[3]xがもとの対数の係数になります。
つまり・・・

log[3]{x^(log[3]x)}=log[3]x・log[3]x

「t=log[3]xとおく」とあるので・・・


(以下略)


- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

解説の続き・解答や公式一覧などは・・・

【高校数学】読むだけでわかる!センター数学の考え方
 http://www.mag2.com/m/0001641004.html

数学1A2B本試験の全問題を詳細に解説。\540/月。初月無料。火・金配信。


電子書籍版はこちら →→ http://amzn.to/2oZjEzX


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
          発行者 江間淳(EMA Atsushi)
 mm@a-ema.com http://www.a-ema.com/k/ https://twitter.com/A_EMA_RYU
------------------------------------------------------------------------
posted by えま at 10:38| Comment(0) | メルマガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

こんなヤツです
名前:江間淳
年齢:41
職業:プロ家庭教師、AE個別学習室(えまじゅく)代表、翻訳者
ウェブサイトURL:http://www.a-ema.com/
メールアドレス:j@a-ema.com
一言:アプリ、メルマガ、電子書籍提供中です。アマゾンやGooglePlayで「江間淳」で検索!
江間淳の書籍一覧 → http://amzn.to/2m9LTvN