2018年03月09日

本日配信のメルマガ。2018年センター数学2B第2問(1)まで

本日配信のメルマガでは、2018年大学入試センター試験数学2B第2問の(1)を解説します。

ここでは、まぐまぐ!様より月額540円で配信中の

【高校数学】読むだけでわかる!センター数学の考え方
 http://www.mag2.com/m/0001641004.html

の冒頭部分を配信していきます。
まずは雰囲気を掴んでいただければ幸いです。


リクエスト等ございましたら、mm@a-ema.comまでお知らせください。


■ 問題

2018年センター試験数2Bより

第2問

[1] p>0とする。座標平面上の放物線y=px^2+qx+rをCとし、
直線y=2x−1をlとする。Cは点A(1,1)においてlと接しているとする。

(1) qとrを、pを用いて表そう。放物線C上の点Aにおける接線lの傾きは
[ア]であることから、q=[イウ]p+[エ]がわかる。さらに、Cは点Aを通る
ことから、r=p−[オ]となる。

(2) v>1とする。放物線Cと直線および直線x=vで囲まれた図形の面積Sは
S=(p/[カ])(v^3−[キ]v^2+[ク]v−[ケ])である。

また、x軸とlおよび2直線x=1,x=vで囲まれた図形の面積Tは、
T=v^[コ]−vである。

 U=S−Tはv=2で極値をとるとする。このとき、p=[サ]であり、v>1の
範囲でU=0となるvの値をv0とすると、v0=([シ]+√[ス])/[セ]である。
1<v<v0の範囲でUは[ソ]。

[ソ]に当てはまるものを、次の{0}〜{4}のうちから一つ選べ。

{0} つねに増加する  {1} つねに減少する  {2} 正の値のみをとる
{3} 負の値のみをとる  {4} 正と負のどちらの値もとる

p=[サ]のとき、v>1におけるUの最小値は[タチ]である。


[ 2 ] 関数f(x)はx≧1の範囲でつねにf(x)≦0を満たすとする。t>1の
とき、曲線y=f(x)とx軸および2直線x=1,x=tで囲まれた図形の面積を
Wとする。tがt>1の範囲を動くとき、Wは、底辺の長さが2t^2−2,他の
2辺の長さがそれぞれt^2+1の二等辺三角形の面積とつねに等しいとする。
このとき、x>1におけるf(x)を求めよう。

 F(x)をf(x)の不定積分とする。一般に、F'(x)=[ツ],W=[テ]が成り
立つ。[ツ],[テ]に当てはまるものを、次の{0}〜{8}のうちから一つずつ選べ。
ただし、同じものを選んでもよい。

{0} −F(t)  {1} F(t)  {2} F(t)−F(1)
{3} F(t)+F(1)  {4} −F(t)+F(1)  {5} −F(t)−F(1)
{6} −f(x)  {7} f(x)  {8} f(x)−f(1)

したがって、t>1において

  f(t)=[トナ]t^[ニ]+[ヌ]

である。よって、x>1におけるf(x)がわかる。


※分数は(分子)/(分母)、xの2乗はx^2、マーク部分の□は[ ]で表記して
います。


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■ 解説目次

 ◆1 導関数は傾きを表す
 ◆2 極値では導関数の値(=微分係数)が0
 ◆3 積分は微分の逆
 ◆4 数学でも文章の言い換えをしてみる
 ◆5 y=ax+bのaが傾き
 ◆6 導関数は傾きを表す
 ◆7 文字を消すには代入

(以下略)

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■ 解説

(◆1〜5は省略します)


 ◆6 導関数は傾きを表す

今◆5で、直線lの傾きが2であることがわかりました。

そして、曲線の式を微分してできる導関数は、接線の傾きを表す関数です。

直線lはCの接線なので、「与式を微分してイコール2」で方程式を作ることが
できますね!
まずは微分してみましょう!

y=px^2+qx+r
y'=2px+q

これが接線の傾きを表すので、「イコール2」とします。

y'=2px+q=2

さらに、「Cは点A(1,1)においてlと接している」ので、A(1,1)を代入
します。

2p×1+q=2
     q=−2p+2

これで目標の形になりました!

よって、[イウ]=−2,[エ]=2


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 ◆7 文字を消すには代入

「Cは点Aを通る」とあるので、点Aの座標はCに代入できます。

C:y=px^2+qx+rにA(1,1)を代入して、

1=p+q+r

このような式ができました。

目標の形は「r=p−[オ]」です。
よく見ると(よく見なくても)、qがなくなっていますね。
つまり・・・


(以下略)


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解説の続き・解答や公式一覧などは・・・

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posted by えま at 10:43| Comment(0) | メルマガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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