公式は「sin(180°−θ)=sinθ」「cos(180°−θ)=−cosθ」「tan(180°−θ)=−tanθ」
ですが、これがわからないという人も多いと思います。
そこで、cos30°とcos150°の場合を例に挙げて解説してみます。
三角比の角度の部分は、単位円のx軸の正の部分から何度回転したか?を表して
います。この回転した単位円の半径を「動径」といいます。
cos30°ならば、30°回転した場合の動径を斜辺とする直角三角形を作って、そのx/rの値がcos30°の値になります。
180°−30°=150°ですね。
150°は、あと30°回転すると180°になります。
つまり、30°の場合を左右対称に反転したのが150°の場合というわけです。
左右対称に反転すると、座標としてはx座標の符号が変わります。
cosθ=x/rなので、xの符号が変わればコサインの符号も変わります。
というわけで、「cos(180°−θ)=−cosθ」を導くことができました。
数学1Aの範囲では、このように「対称移動」と考えますが、数学2B以上をやっている人は、「加法定理から導く」と考えるのが一番わかり
やすいと思います。
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ラベル:数学