「生成熱」の熱化学方程式をつくるときは、その構成元素の単体から目的の物質を1モル生成する場合で係数を合わせて反応式を作ります。
一酸化炭素の生成熱の熱化学方程式ならば、
炭素+酸素=一酸化炭素+熱量
という式を作ります。
まず、それぞれの化学式を書きます。
C+O2=CO+QkJ
続いて、目的の物質(この場合はCO)が1になるように係数を合わせます。
C+(1/2)O2=CO+QkJ
ちなみに、物質の状態によって、出入りする熱量が違うので、熱化学方程式の場合は、物質の状態も(気)などの形で示すことも多いです。
さらに、熱化学方程式では→ではなくイコールを使って両辺を結んでいるところも注意してください。
熱化学方程式・化学平衡まとめ