2019年04月03日

高校物理「ヤングの実験」干渉縞の間隔

高校物理「ヤングの実験」干渉縞の間隔

ヤングの実験で、干渉縞の間隔は次の場合どちらが大きいか。
・スリットS1,S2の間隔が大きいときと小さいとき

このときは間隔が小さければ、干渉縞の間隔が大きくなると単に暗記する人も多いと思います。
しかし、やはり、ちゃんと式からわかるようにした方がよいです。

スリットの間隔をdとすると、スクリーンの明線の条件は、

dsinθ=mλ
d・(x/L)=mλ

ですね。
これをxについて解くと、

x=(L/d)・mλ

となります。

xはスクリーン上の明線の場所を表すので、xの値が大きければ縞の間隔が大きくなります。
dは分母にあるので、dの値が小さければxの値が大きくなります。
だから、スリットの間隔が小さい方が、干渉縞の間隔が大きくなることがわかります。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 20年以上の実績。全学年、英・数・理をはじめ全教科対応
  最高級の指導を提供します!メール添削も好評です!

プロ家庭教師の江間です。    AE個別学習室(えまじゅく)
http://www.a-ema.com/k/     http://www.a-ema.com/j/
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


posted by えま at 23:54| Comment(0) | 高校物理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

こんなヤツです
名前:江間淳
年齢:41
職業:プロ家庭教師、AE個別学習室(えまじゅく)代表、翻訳者
ウェブサイトURL:http://www.a-ema.com/
メールアドレス:j@a-ema.com
一言:アプリ、メルマガ、電子書籍提供中です。アマゾンやGooglePlayで「江間淳」で検索!
江間淳の書籍一覧 → http://amzn.to/2m9LTvN