高校数学で登場する「分母の有理化」は、分母に複数の項があります。
1/(√2+√3)
例えばこのような式です。
分母の有理化とは、分母から√の部分をなくすことです。
この分母を有理化するためには、√2と√3がともに有理数に変わらなければなりません。
つまり、√2と√3同時に2乗にしなければいけないのです。
そのためには、展開の公式「(a+b)(a−b)=a^2−b^2」を活用します。
分母が(a+b)(a−b)の形になるように、分子と分母に数(式)を掛けます。
1/(√2+√3)ならば、a=√2,b=√3と考えて、(√2−√3)を掛けます。すると、
1/(√2+√3)
=1×(√2−√3)/(√2+√3)(√2−√3)
=(√2−√3)/(2−3)
=−1(√2−√3)
=√3−√2
このようになります。
この場合は、分母が1になったので、有理化した結果、分数で表す必要もなくなりました。
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ラベル:数学