★判別式(discriminant)
いわゆる「判別式」は「2次方程式の解の判別式」であり、2次方程式の解の公式のルートの中身です。
だからD=b^2−4acです。
・√の中身がプラスならば±の部分が異なる値を持つので、D>0ならば異なる2つの実数解を持つ。
・ルートの中身がゼロならば、±の部分が消えてしまうので、D=0ならば解は一つ、すなわち、重解を持つ。
・ルートの中身がマイナスならば、実数ではなくなってしまう(虚数になる)ので、D<0ならば解なし。
ということができます。
2次関数y=f(x)とx軸との交点は2次方程式f(x)=0の解なので、Dの値によって、2次関数とx軸との共有点の個数もわかります。
共有点がわかれば、2次関数とx軸との位置関係もわかります。
さらに、2次関数とx軸との位置関係がわかるならば、2次不等式f(x)>0が常に成り立つ場合も判別式で調べることができますね!
このように「2次方程式の解の判別式」は、2次方程式以外にも様々な応用ができます。他にも色々な使い方が可能なので、随時追加していきたいと思います。
関連項目
2次方程式の判別式を用いてyの値の範囲を求める問題
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ラベル:数学