2019年06月20日

高校物理「力学」「運動方程式」「台車」「摩擦力」

高校物理「力学」「運動方程式」「台車」「摩擦力」

質量mの台車Aと質量Mの物体Bを軽い糸でつなぎ、糸がたるまないようにして水平面上にAを左にBを右に置く。Aと地面との間には摩擦はないが、Bと地面との間には摩擦があり、動摩擦係数をμ'とする。重力加速度の大きさをgとして、次の各問いに答えよ。

(1) Bに大きさFの力を右向きに加えると、A,Bが運動を始めた。このときBが受ける動摩擦力の大きさはいくらか。

まずはA,Bそれぞれにかかる力を一つ一つ表していきましょう!

台車A:
重力はmgで、垂直抗力もmgです。そして糸の張力がわからないのでTとしておきます。
Aには摩擦力ははたらかないことが問題文に書いてあります。

物体B:
重力はMgで、垂直抗力もMgです。糸の張力はやはりTで、BはFの力で右向きに引っ張られています。
さらに、Bには摩擦力がはたらいています。
摩擦力=摩擦係数×垂直抗力で、この場合は、摩擦係数はμ',垂直抗力はMgなので、

動摩擦力=μ'Mg

ですね。

この問題では、この動摩擦力を聞いているので、これで完成です!


(2) (1)のとき、A,Bの加速度の大きさaと、AB間の糸の張力の大きさTを求めよ。


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posted by えま at 23:19| Comment(0) | 高校物理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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