2019年06月25日

解答★高校数学基本問題「ベクトル」「点と直線」

解答★高校数学基本問題「ベクトル」「点と直線」


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2点A(3,3),B(5,−1)について次の問いに答えよ。

(1) 線分ABの長さを求めよ。
(2) 線分ABを2:1に内分する点、外分する点の座標を求めよ。
(3) →ABと|→AB|を求めよ。


(1)
2点間の距離は、三平方の定理の応用で求められます。
公式としては、

d=√{(x2−x1)^2+(y2−y1)^2}

ですね。
これに、(x1,y1)=(3,3),(x2,y2)=(5,−1)を代入して、

d=√{(5−3)^2+(−1−3)^2}
 =√(4+16)
 =√20
 =2√5

(2)
内分点はm:nに内分するとき、((nx1+mx2)/(m+n),(ny1+my2)/(m+n))で求められます。
外分は、この公式のnの符号をマイナスにします。

内分点
 ((1×3+2×5)/(2+1),{1×3+2×(−1)}/(2+1))
=((3+10)/3,(3−2)/3)
=(13/3,1/3)

外分点
 ((−1×3+2×5)/(2−1),{−1×3+2×(−1)}/(2−1))
=((−3+10)/1,(−3−2)/1)
=(7,−5)

(3)
→ABは、点Aを始点、点Bを終点とするベクトルです。
AからBまで行くにはどれだけ進めば良いか?を表す。と理解しておくと良いと思います。
だから、点B−点Aで求めることができます。

→AB=(5−3,−1−3)
   =(2,−4)

|→AB|は、→ABの絶対値で、つまりはベクトルの長さです。
座標平面上の長さは2点間の距離で求められる。つまり、三平方の定理で求められる。というわけです。

→AB=(2,−4)なので、

|→AB|=√{2^2+(−4)^2}
   =√(4+16)
   =√20
   =2√5

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ラベル:数学
posted by えま at 23:01| Comment(0) | 高校数学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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