2次方程式x^2−2x+3=0の2つの解をα,βとするとき、次の値を求めよ。
(1) α^2+β^2
このように解をα,βとおく問題の場合、解と係数の関係の公式を使うと解きやすい場合が多いです。
一般に、
ax^2+bx+c=0において、
α+β=−b/a,αβ=c/a
でしたね。
今回の問題に当てはめると、a=1,b=−2,c=3なので、
α+β=−(−2/1)=2
αβ=3/1=3
ですね。
求める式はα^2+b^2なので、α+β=2の両辺を2乗してみます。
(α+β)^2=2^2
α^2+2αβ+β^2=4
α^2+2×3+β^2=4 ←αβ=3
α^2+β^2=4−6
=−2
このように、この手の問題の場合、まずはわかっている関係式を2乗するとうまくいく場合があります。
次の記事→(2) (α+1)(β+1)
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ラベル:数学