高校物理「電流」「電池の内部抵抗」
当然ですが、電池の内部にも電気回路(に相当する構造)が含まれています。
電気回路があれば、一定の抵抗が生じる。ということで、高校物理では「電池の内部抵抗」を考える場合があります。
電池は内部抵抗r[Ω]を持つため、起電力E[V]の電池にI[A]の電流が流れるとき、端子電圧V[V]は起電力Eよりも小さくなる。
ということができます。
中学でも習ったオームの法則により、「電圧=抵抗×電流」なので、内部抵抗により下がる電圧はrI[V]です。
電池内部の電位を高める部分と抵抗は直列接続とみなして、
E=V+rI
すなわち
V=E−rI
という関係式が成り立ちます。
これは横軸I,縦軸Vの1次関数と見ることもできますし、内部抵抗を回路の他の抵抗と直列接続したと考えて電流等を求めることもできます。
電気・磁気まとめ
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2019年08月29日
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