解答(判別式を使う場合)★高校数学「図形と方程式」「円」「直線」「接線」
円x^2+y^2=15と直線y=2x+kが接するとき、定数kの値と接点の座標を求めよ。
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この記事では、判別式を使って解いた場合を解説します。
「円と直線が接する」場合、円と直線の式を合成して、判別式D=0で解くことでkの値を求めることができます。
2次関数と直線の位置関係を考えるときに、判別式を使えたのと同じイメージですね。
まずは合成してみましょう!
直線の式を円の式に代入して、
x^2+(2x+k)^2=15
x^2+4x^2+4kx+k^2=15
5x^2+4kx+k^2−15=0
kを定数とみなして、xの2次方程式ができました。
これを判別式に代入して、「接する」条件のD=0で解けば求めるkの値が出るというわけです。
D=(4k)^2−4・5・(k^2−15)
=16k^2−20k^2+300
=−4k^2+300=0
−4k^2=−300
k^2=75
k=±√75
=±5√3
ということで、接するときのkの値は±5√3です。
5x^2+4kx+k^2−15=0にk=5√3を代入すると、
5x^2+4・5√3・x+75−15
5x^2+20√3・x+60=0
x^2+4√3+12=0
(x+2√3)^2=0
よって、x=−2√3
y=2x+kに、k=5√3,x=−2√3を代入すると、
y=2・(−2√3)+5√3
=−4√3+5√3
=√3
つまり、k=5√3のとき、x=−2√3,y=√3であることがわかりました。
k=−5√3のときも同様にすると、5x^2−2x√3・x+60=0より(x−2√3)^2=0だからx=2√3。
y=2x+kにk=−5√3,x=2√3を入れるとy=−√3が得られます。
ということで、
k=5√3のとき、接点(−2√3,√3)
k=−5√3のとき、接点(2√3,−√3)
点と直線の距離を使った場合は、別の記事で解説します。
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2019年09月02日
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