2019年09月09日

高校物理「電磁誘導」「誘導起電力」

高校物理「電磁誘導」「誘導起電力」

断面積1.0×10^(-2),巻き数2.0×10^3のコイルがある。このコイルを垂直に貫く磁場の磁束密度が0.20S間に5.0T増加した。コイルに生じる誘導起電力はいくらか。


1巻きのコイルに生じる誘導起電力Vは、磁束の変化量をΔΦ,経過時間をΔtとして、

V=−ΔΦ/Δt

で表すことができます。


解答解説の続きはこのページ下に掲載します。


センター過去問




巻き数が増えれば、その分起電力も増える。と考えて、

巻き数Nのコイルでは、

V=−N(ΔΦ/Δt)

ということができます。1巻きの場合のN倍です。
中学でも習ったように、たくさん巻けば巻くほどコイルは強くなるのでしたよね。

そして、Φ=BSなので、B=5.0,S=1.0×10^(-2)を代入すると、

Φ=5.0×1.0×10^(-2)
 =5.0×10^(-2)[Wb]

さらに、今回の問題では、N=2.0×10^3,Δt=0.20だから、

V=−2.0×10^3(5.0×10^(-2)/0.20
 =−10×10^1/0.20
 =−5.0×10^2

よって、求める起電力は5.0×10^2[V]



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posted by えま at 02:00| Comment(0) | 高校物理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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