2019年09月29日

高校化学「電気分解」「硫酸銅」(2)解答

高校化学「電気分解」「硫酸銅」

白金電極を用いて、硫酸銅(U)水溶液を1.0Aの電流で40分13秒間電気分解を行った。次の問いに答えよ。

(1) それぞれの電極で起こる変化をイオン反応式で表せ。


このページでは、(2)の解説を掲載します。


(2) この電気分解で流れた電気量は、電子何molに相当するか求めよ。


この問題の問題文では特に言及しませんでしたが、電子1molの電気量はファラデー定数により、9.65×10^4Cです。

1Cは、1Aの電流を1秒間流したときの電気量だから、1.0Aの電流を40分13秒間流したならば・・・


センター過去問





40分13秒=40×60+13=2400+13=2413秒ですね。

つまり、1.0Aの電流を40分13秒間流したならば、2413Cの電気量が流れた。ということができます。

1molの電子は9.65×10^4Cに相当するので、2413Cが電子何molなのかを求めます。

2413/(9.65×10^4)=2.5×10^(-2)mol


次の問題→(3) 陽極に発生する気体は標準状態で何Lか求めよ。


◆関連項目
電気分解硫酸銅


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posted by えま at 16:07| Comment(0) | 高校化学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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