白金電極を用いて、硫酸銅(U)水溶液を1.0Aの電流で40分13秒間電気分解を行った。次の問いに答えよ。
(1) それぞれの電極で起こる変化をイオン反応式で表せ。
(2) この電気分解で流れた電気量は、電子何molに相当するか求めよ。
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このページでは(3)を解説します。
(3) 陽極に発生する気体は標準状態で何Lか求めよ。
(1)より、陽極では、「2H2O→O2+4H++4e-」という反応がおきることがわかっています。
センター過去問
2H2O→O2+4H++4e-なので、係数を比較してみると、電子4molで気体(酸素)1molが発生することがわかります。
(2)より、流れた電子は2.5×10^(-2)molなので、
2.5×10^(-2)×(1/4)=(5/2)×(1/4)×10^(-2)=(5/8)×10^(-2)molの酸素が発生することがわかります。
気体は標準状態で1mol=22.4Lなので、求める気体の体積は、
(5/8)×10^(-2)×22.4=2.8×5×10^(-2)=14×10^(-2)=0.14L
◆関連項目
電気分解、硫酸銅
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ラベル:意外と解けない