2019年10月02日

高校数学「2次関数」「判別式」B

高校数学「2次関数」「判別式」B

2次方程式x^2+2kx+k+6=0が異なる2つの正の解をもつような定数kの値の範囲を求めよ。

@の記事で、判別式を用いて、異なる2つの解を持つときのkの値の範囲は「k<−2,k>3」であることを求めました。
そしてAの記事で、軸>0であるときのkの値の範囲が「k<0」であることを求めました。

ここまでの条件だけでは、まだ、「異なる2つの正の解」でない場合を含んでいます。
この記事では、残り一つの条件について解説します。


「異なる2つの解」をもち、「頂点または軸>0」を満たしても、解が2つとも正の数の場合と片方違う場合があります。
その違いはなんでしょうか?

それは、

「原点より上を通るか?」「原点より下を通るか?」

です。

原点より上を通れば、2つの解は同符号
原点より下を通れば、2つの解は異符号

となります。

この問題では、2つの解は正の数なので、「原点より上」という条件で式を作ります。

原点より上ならば、「x=0のときy>0」ですね。
与式に代入してみましょう!

0^2+2k・0+k+6>0
          k>−6


あとは、@,A,Bで求めたkの範囲の共通点を求めればOK!ですね!


続きはこちら


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ラベル:数学
posted by えま at 21:47| Comment(0) | 高校数学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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