高校数学「2次関数」「最大値」A
2次関数y=x^2−2ax+1(0≦x≦1)の最大値を求めよ。また、そのときのxの値を求めよ。
前回の記事では、頂点が定義域の真ん中にある場合の最大値を求めました。
この記事では、頂点が真ん中ではないときを求め、解答を完成させます。
解説はこのページ下
この書籍も参考にしてください。
前回の記事で、まずは頂点が定義域の真ん中のときの最大値を求めました。
あとは、真ん中より左の場合と右の場合を求めれば完成です!
与式を平方完成して
y=x^2−2ax+1
=x^2−2ax+a^2−a^2+1
=(x−a)^2−a^2+1
よって、頂点は(a,−a^2+1)でしたね。
下に凸の2次関数の最大値は、定義域の両端のうち、頂点から遠い方になります。
真ん中はa=1/2のときなので、それより左はa<1/2です。
a<1/2のとき、定義域の右端x=1が最大値になります。
与式にx=1を代入すると、y=1−2a+1=−2a+2
真ん中より右の場合は、a>1/2ですね。
このときは、定義域の左端x=0が最大値になります。
つまり、y=1が最大値です。
前回の記事の頂点が真ん中にある場合とあわせてまとめると、
a<1/2のとき、x=1で最大値−2a+2
a=1/2のとき、x=0,1で最大値1
a>1/2のとき、x=0で最大値1
関連項目
最小値の場合
平方完成のやり方
2009年センター数1Aの2次関数
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2019年10月18日
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