2019年10月22日

高校数学「2次関数」「切り取る線分」

高校数学「2次関数」「切り取る線分」

■問題
2次関数y=x^2−6x+4のグラフがx軸から切り取る線分の長さを求めよ。


■考え方
「x軸から切り取る線分」とは「放物線とx軸との2つの交点の間の線分」のことです。
解き方は複数可能ですが、まずは放物線とx軸との交点を求めるのが基本です。


解説はこのページ下


この書籍も参考にしてください。


■解答解説

x軸から切り取る線分は、放物線のスプーンでx軸をザクッとやっちゃったようなイメージです。

つまりは、まずはx軸との交点を求めます。

y=x^2−6x+4にy=0を代入して、x^2−6x+4=0の2次方程式を解きます。

x=[−(−6)±√{(−6)^2−4×1×4}]/2×1
 ={6±√(36−16)}/2
 =(6±√20)/2
 =(6±2√5)/2
 =3±√5

よって、y=x^2−6x+4は、x=3−√5とx=3+√5でx軸と交わります。

この2つの交点の間の線分が「切り取る線分」です。
だから、この線分の長さは、2点の座標の差になります。

3+√5−(3−√5)=2√5


関連問題
2次関数y=x^2−2axがx軸から切り取る線分の長さ


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posted by えま at 20:00| Comment(0) | 高校数学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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