高校数学「2次方程式」「実数解」「判別式」
■問題
2次方程式x^2+(k+1)x+k+2=0が、実数解を持たないような定数kの値の範囲を求めよ。
■考え方
実数解を持たないならば、判別式D<0ですね!
解説はこのページ下
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■解答解説
2次方程式の解の個数は判別式D=b^2−4acで調べることができます。
実数解を持たないときは、D<0です。
D=b^2−4acに、a=1,b=k+1,c=k+2を代入して、
D=(k+1)^2−4×1×(k+2)
=k^2+2k+1−4k−8
=k^2−2k−7
この式の値がマイナスのとき解を持たないので、普通に2次不等式を解きます。
まずはイコールゼロで解くと、
k=[−(−2)±√{(−2)^2−4×1×(−7)}]/2×1
={2±√(4+28)}/2
=(2±√32)/2
=(2±4√2)/2
=1±2√2
2乗の係数はプラスだから、放物線のグラフは下に凸なので、マイナスになるのは2つの解の間です。
すなわち、求めるkの値の範囲は、
1−2√2<k<1+2√2
次の問題→解が全ての実数の2次不等式@
関連項目
判別式
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2019年10月24日
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