a√bに直す場合の続きです。
√6×√42を計算してみましょう。
まずはルートの中身同士を掛けるので、
√6×√42=√252
252はかなり大きいので、素因数分解をしてみます。
2)252
ーーーーー
2)126
ーーーーー
3) 63
ーーーーー
3) 21
ーーーーー
7
となるので、252=2^2×3^2×7です。
素因数分解して「同じ数が2個あれば1個外に出る」ので、2と3がルートの外に出る。とわかります。
7は一つしかないので、ルートの中に残ります。
「252=2^2×3^2×7」はかけ算が連続している形になっているので、外に出た2と3もかけ算をします。
よって、
√252=6√7
もうひとつやってみましょう!
2√14×5√35=10√490
これもルートの中身が大きいので、素因数分解してみます。
2)490
ーーーーー
5)245
ーーーーー
7) 49
ーーーーー
7
490=2×5×7^2であることがわかりました。
7は2個あるので外に出て、2と5は1個ずつしかないのでルートの中に残ります。
中に残る数同士もかけ算をします。
だから、√490=7√10となります。
この場合はさらに、√の外に10がついていて、10√490=10×√490なので、求める答えは、
2√14×5√35
=10√490
=10×7√10
=70√10
ですね!
次の記事→割り算の場合
★関連動画
平方根の意味と基本的なかけ算・割り算
a√bの形
分母の有理化
平方根のかけ算・割り算計算問題
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ラベル:数学