◆問題
an+1=3an−2,a1=2で表される数列の一般項を求めよ。
この数列は要するに、次の項にいくたびに3を掛けてから2を引きます。
↓解答解説はお知らせの下に↓
━━━━━━━━━━━━━お知らせ━━━━━━━━━━━━━━━━━
★★★★★★★「AE個別学習室(えまじゅく)」生徒募集!★★★★★★★
★ ★
★ 茨城県水戸市、常陸太田市の個別指導教室 ★
★ 「AE個別学習室(えまじゅく)」では、生徒募集をしています。 ★
★ 対象は小学生・中学生・高校生・浪人生。社会人も歓迎します! ★
★ オンライン授業も好評です!全国の生徒さんに対応可能です。 ★
★ ★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
えまじゅくでは、経験豊富なプロ講師のマンツーマン授業が受けられます。
授業料が最大で40%引きになる2人以上の同時指導も好評です!
今年も何人もの生徒さんが、第一志望(以上)の結果を出してくれました。
お問い合わせはこちらへどうぞ
家庭教師・塾のサイト→ http://www.a-ema.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆解答解説
an+1=3an−2
次の項にいく度に「3倍して2を引く」ということは、等比数列の性質もあり、等差数列の性質もある。ということができます。
このように複合した性質を持つ場合は、そのままでは公式が適用できないので、まずは変形することを考えます。
この等差数列と等比数列の複合の場合は、
an+1−α=p(an−α)
の形にします。
こうすれば、an−α=bnとおいて、bnは等比数列になるので、一般項が表せる。というわけです。
まずはこのαとpを求めるために、an+1−α=p(an−α)を変形します。
an+1−α=p(an−α)
an+1=p・an−pα+α
単に展開して移項しただけです。
これで与式と同じになりました。
an+1=3an−2と比較すると、
p=3,−pα+α=−2
P=3を−pα+α=−2に代入して、
−3α+α=−2
−2α=−2
α=1
よって、与式はan+1−1=3(an−1)と変形できます。
括弧の中身つまり、an−1=bnとおけば、さらに
bn+1=3bn
となります。
これは「次の項に行く度に3を掛ける」ので、公比が3の等比数列です。
初項はan−1=bnより、a1−1=b1だから、b1=2−1=1です。
よって、bnは初項が1,公比が3の等比数列なので、
bn=1・3n-1
=3n-1
ここでもう一度an−1=bnを使います。
an−1=3n-1
an=3n-1+1
これで完成です!
◆関連項目
漸化式の基本的な方法
数列まとめ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
20年以上の実績。全学年、英・数・理をはじめ全教科対応
最高級の指導を提供します!メール添削も好評です!
プロ家庭教師の江間です。 AE個別学習室(えまじゅく)
http://www.a-ema.com/k/ http://www.a-ema.com/j/
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
999
ラベル:数学