2019年12月13日

高校英語「前置詞」A

高校英語「前置詞」A「〜を盗まれた」

■問題 次の英文の不適切な箇所を訂正して英文を書き直してください。

The man was robbed his watch.


「〜を盗まれた」という文ですね。


解答解説はこのページ下
なお、誤所訂正の問題は、模範解答のほかにも何通りもの言い方が可能な場合が多々ありますが、ここでは、もとの文からの変更が最小で済む方法のみまたは、高校英語として標準的な方法のみを示しています。あらかじめご了承ください。




■解答

The man was robbed his watch.
→The man was robbed of his watch. (その男は時計を盗まれました)


■解説

「盗む」というと「steal」が真っ先に思い浮かぶ人が多いと思いますが、
仮に「The man was stolen」としてしまうと、「その男が盗まれた」つまり、その男の持ち物ではなく「その男自身が盗まれた」という意味になってしまいます。
もちろん、「彼自身が盗まれることもあるだろう」という意見もあると思います。確かにその通りですが、この文では後ろに「his watch」とも書いてありますし、盗まれたのは「彼の時計」のはずですね。
だから、「robbed→stolen」とするのは普通は不適切です。

「rob of 〜」は「〜を奪う」という意味なので、受け身にすると「〜を奪われる」→「〜を盗まれる」という内容を表すことができます。
「〜を盗まれる」という意味にするためには、前置詞ofが必要だ。というわけです。


前の問題→「議論する」
次の問題→「謝罪する」


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ラベル:英語
posted by えま at 10:56| Comment(0) | 高校英語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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