■ 問題
対数方程式(log[2]x)^2+log[2]x−6=0を解け。
■ 選択肢
この問題を解くためには、まず最初に何をすればいいでしょうか?
@log[2]x=tとおく
A−6を右辺に移項する
B対数の足し算だから、真数同士をかけ算する
C底の変換公式を使う
解答解説はこのページ下
解法の習得に役立つ問題集です。
■ 選択肢の解答
@log[2]x=tとおく
与式はlog[2]xについての2次式となっているので、log[2]xをtなどの文字で置き換えると、式が見慣れた形になり解きやすくなります。
慣れている人は、置き換えずにやってもOKです。
■ 解答解説
log[2]xをtに置き換えると、
t^2+t−6=0
となります。
ごく普通の2次方程式ですね。
因数分解すれば、
(t+3)(t−2)=0
です。よって、tの値は、
t=−3,2
これで終わり!・・・ではありません。
tは自分で置いた文字なので、この値を出しただけでは、問いで聞いている「解」を求めたことになりません。
これらのときのxの値を求める必要があります。
t=log[2]xなので、
t=−3のとき、log[2]x=−3すなわちx=2^(-3)=1/8
t=2のとき、log[2]x=2すなわちx=2^2=4
よって、求める解はx=1/8,4
次の問題→底がそろってない場合
前の問題→対数の足し算を含む方程式
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
20年以上の実績。全学年、英・数・理をはじめ全教科対応
最高級の指導を提供します!メール添削も好評です!
プロ家庭教師の江間です。 AE個別学習室(えまじゅく)
http://www.a-ema.com/k/ http://www.a-ema.com/j/
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ラベル:数学