2019年12月25日

高校数学「積分」「直線と放物線の間の面積」

高校数学「積分」「直線と放物線の間の面積」

■ 問題

y=x^2+x−4とy=3x−1で囲まれた図形の面積求めよ。


解答解説はこのページ下


解法の習得に役立つ問題集です。



■ 解答解説

曲線が境界線となっている図形の面積を求めるときは、積分を使うと計算しやすい場合が多いです。

基本的に、「上引く下で定積分」です。

今回の問題では、2次関数は下に凸なので、囲まれた部分については、直線が上、放物線が下ですね。

そして求める図形は、これらの線で囲まれた部分なので、積分の区間は2つの交点の間となります。

ということで、まずは交点を出してみましょう!
交点は、2つの関数の式の連立方程式ですね。

 x^2+x−4=3x−1
x^2−2x−3=0
(x+1)(x−3)=0
よって、x=−1,3

−1から3の区間で「直線−放物線」の式を定積分します。

 ∫[-1〜3]{3x−1−(x^2+x−4)}dx
=∫[-1〜3](3x−1−x^2−x+4)dx
=∫[-1〜3](−x^2+2x+3)dx
=[−(1/3)x^3+x^2+3x][-1〜3]
=−(1/3)3^3+3^2+3・3−{−(1/3)(−1)^3+(−1)^2+3(−1)}
=−9+9+9−(1/3+1−3)
=11−1/3
=32/3


関連項目
定積分と面積


こちらの書籍も参考にしてみてください。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 20年以上の実績。全学年、英・数・理をはじめ全教科対応
  最高級の指導を提供します!メール添削も好評です!

プロ家庭教師の江間です。    AE個別学習室(えまじゅく)
http://www.a-ema.com/k/     http://www.a-ema.com/j/
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ラベル:数学
posted by えま at 11:10| Comment(0) | 高校数学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

こんなヤツです
名前:江間淳
年齢:41
職業:プロ家庭教師、AE個別学習室(えまじゅく)代表、翻訳者
ウェブサイトURL:http://www.a-ema.com/
メールアドレス:j@a-ema.com
一言:アプリ、メルマガ、電子書籍提供中です。アマゾンやGooglePlayで「江間淳」で検索!
江間淳の書籍一覧 → http://amzn.to/2m9LTvN