2020年01月10日

高校数学「微分」「平均変化率」@

高校数学「微分」「平均変化率」@

■ 問題

関数f(x)=−x^2において、xが1から1+hまで増加するときの平均変化率を求めよ。


■ ひとこと

平均変化率は、要するに変化の割合ですね。


解答解説はこのページ下


解法の習得に役立つ問題集です。




■ 解答解説

平均変化率は「xの1増加に対するyの増加の割合」です。つまり、「変化の割合」です。

「(変化の割合)=(yの増加量)/(xの増加量)」だから「(平均変化率)=(yの増加量)/(xの増加量)」です。

今回の問題では、xは1から1+hまで増加するので、xの増加量は(1+h)−1です。

yの増加量は、このxに対応するyの座標の差です。つまり、f(1+h)−f(1)です。

ということで、

(平均変化率)={f(1+h)−f(1)}/{(1+h)−1}
     ={−(1+h)^2−(−1^2)}/h
     ={−(1+2h+h^2)+1}/h
     =(−1−2h−h^2+1)/h
     =(−2h−h^2)/h
     =−2−h      ←hで約分した


次の問題→−1から−1+hのとき

関連項目
公式に従った微分
接線の方程式


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ラベル:数学
posted by えま at 19:00| Comment(0) | 高校数学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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