■ 問題
初項が−29,公差が3の等差数列{an}について次の問いに答えよ。
(1) 一般項を求めよ。
(2)第n項目までの和Snを求めよ。
(3)Snが初めて正の数になるnの値を求めよ。
この記事では、(3)を解説します。
等差数列の和なので、もちろん、Sn=(n/2){2a+(n−1)d}を使います。
解答解説はこのページ下
解法の習得に役立つ問題集です。
■ 解答解説
Sn=(n/2){2a+(n−1)d}に、a=−29,d=3を代入します。
Sn=(n/2){−29×2+(n−1)×3}
=(n/2)(−58+3n−3)
=(n/2)(3n−61)
ここまでは前回の問題で求めました。
これがSnを表していて、問題ではSnが正の数になるときを聞いているので、Sn>0で解きます。
(n/2)(3n−61)>0
n≧1なので、n/2>0だから、3n−61>0ならばSn>0になります。
3n−61>0
3n>61
n>61/3
よって、はじめてSn>0となるのは第21項目
前の問題→a=−29,d=3の和
関連項目
等差数列・等比数列
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ラベル:数学