2020年06月27日

高校数学「対数」「底の変換」「log[3]8・log[4]3」

高校数学「対数」「底の変換」「log[3]8・log[4]3」

■ 問題

log[3]8・log[4]3を計算せよ。


■ 選択肢

この問題を解くためには何をすればいいでしょうか?
どれか一つ選んで続きを読んでみてください。

@ かけ算だから[3]と[4]、8と3をそれぞれかけ算する
A かけ算をしても底は変わらないので、8と3をかけ算する
B 対数の足し算は真数のかけ算だから、逆に対数のかけ算は真数の足し算にする
C 対数は底が同じでないと計算できないので、底の変換公式を使う


解答解説はこのページ下に


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■ 選択肢の正解

C 対数は底が同じでないと計算できないので、底の変換公式を使う

対数の計算をするためには、まずは底をそろえます。
分数の計算のときにまずは通分するのと似たイメージです。


■ 解答解説

底の異なる対数の計算をするときは、

底の変換公式「log[a]b=log[c]b/log[c]a」

を使って、まずは底をそろえます。
cは何にしてもかまいませんが、たいていは2か3にするとよいです。
この場合は3にしてみましょう!

 log[3]8・log[4]3
=log[3]8・(log[3]3/log[3]4)
=log[3]2^3・1/log[3]2^2  ←log[3]3=1
=3log[3]2・1/2log[3]2  ←真数の指数は対数の係数
=3log[3]2/2log[3]2
=3/2          ←log[3]2どうしで約分した


関連項目
対数の計算法則
「log[4]9−log[2]12」


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みんなが使っているチャート式


個人的にはフォーカスゴールドの方が好きです

ラベル:数学
posted by えま at 14:00| Comment(0) | 高校数学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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