2020年07月25日

高校数学「微分」「接線」y=x^3−2xのx=2における接線の方程式

高校数学「微分」「接線」y=x^3−2xのx=2における接線の方程式

■ 問題

 「y=x^3−2xのx=2における接線の方程式を求めよ」


このときやるべき事は何でしょうか?(複数選択)



■ 選択肢

 @ y=0で解く

 A 与式にx=2を代入する

 B y'=0で解く

 C y'の式にx=2を代入する



解答解説はこのページ下に


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■ 選択肢の解答・解説

 A 与式にx=2を代入する
 C y'の式にx=2を代入する

 接線の方程式を求めるためには、接点の座標と、その場合の接線の傾きが必要です。
 x=2における接線を求めたいので、まず「A与式にx=2を代入」して、接点のy座標を求めます。
 次に、与式を微分して導関数を求め、x=2を代入します。これがx=2における微分係数であり、x=2における接線の傾きです。
 接点の座標と接線の傾きがわかれば、★直線の公式y−y1=m(x−x1)に代入し、まとめれば接線の方程式の完成!というわけです。


■ 計算式

まずはx=2を代入してy座標を求めます。

y=2^2−2×2
 =8−4=4
よって、接点の座標は(2,4)

次にx=2における微分係数を求めます。

y'=3x^2−2
 =3×2^2−2
 =12−2=10
よって、接線の傾きは10

あとはy−y1=m(x−x1)に、(2,4)とm=10を代入して、
y−4=10(x−2)
  y=10x−20+4
  y=10x−16


今回の問題は、この書籍のP25にも掲載されています。書籍には、間違いの選択肢に関するコメントを含むさらに詳しい解説や、関連問題も掲載しています。



◆関連問題
y=x^3−xの、x=3における微分係数


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ラベル:数学
posted by えま at 07:00| Comment(0) | 高校数学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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