高校地学「太陽の表面現象」
◆問題
空欄に適語を入れてください。
太陽は巨大な高温のガスのかたまりであるために、中心部に比べて周辺部は暗く見える。この現象を(@)という。
望遠鏡で投影するなどして直接観測できるこの大気層を(A)という。これより外層は通常の望遠鏡では観測できないが、太陽が月に完全に隠される皆既日食のときは、ピンク色の薄い層である(B)とその外側に広がる真珠色の(C)を見ることができる。
光球の表面には黒点が生じることがある。黒点付近で(D)が発生すると、(C)から高速の荷電粒子が吹き出す(E)が強くなり、地球の極地方ではオーロラが見られたりする。
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◆解答解説
@周辺減光,A光球,B彩層,Cコロナ,Dフレア,E太陽風
太陽は巨大な高温のガスのかたまりであるために、中心部に比べて周辺部は暗く見える。この現象を周辺減光という。
望遠鏡で投影するなどして直接観測できるこの大気層を光球という。これより外層は通常の望遠鏡では観測できないが、太陽が月に完全に隠される皆既日食のときは、ピンク色の薄い層である彩層とその外側に広がる真珠色のコロナを見ることができる。
光球の表面には黒点が生じることがある。黒点付近でフレアが発生すると、コロナから高速の荷電粒子が吹き出す太陽風が強くなり、地球の極地方ではオーロラが見られたりする。
今世界中で猛威を振るっている新型コロナなどのコロナウイルスは、その見た目が太陽のコロナに似ているので「コロナ」と名付けられたそうですね。この単元はコロナ、フレア、プロミネンスなど、イメージが似ている(かも知れない)カタカナが多く、混同しがちですが、こういった関連事項とともに覚えると、間違いにくくなるはずです。
◆関連問題
黒点,太陽のエネルギー源
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2020年09月02日
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