2020年09月07日

高校数学(用語)「シグマの公式」

高校数学(用語)「シグマの公式」

一般項が通常の1次式,2次式,3次式などで表されるとき、数列の和を求めるためにシグマの公式を使うことができます。

例えば、1,3,5,7,・・・,2n−1という数列は等差数列なので、普通に等差数列の和の公式で求めることもできますが、
一般項は2n−1だから、
 n
 Σ(2k−1)=2・(1/2)n(n+1)−n
k=1

のように計算することもできます。

1次の項の場合は
 n
 Σk=(1/2)n(n+1)
k=1

2次の項の場合は
 n
 Σk^2=(1/6)n(n+1)(2n+1)
k=1

3次の項の場合は
 n
 Σk^3={(1/2)n(n+1)}^2
k=1

となります。

0次の項すなわち定数の場合は、その数がn個あるので
 n
 Σc=nc
k=1
となります。

Σの公式を使うときは、共通因数がある場合が多いので、展開してまとめるより因数分解した方が計算が簡単かつ模範的な場合が多いことを頭に入れておくと良いと思います!


◆関連問題
1・3,2・4,3・5,・・・の和


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ラベル:数学
posted by えま at 10:40| Comment(0) | 高校数学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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