■ 問題
1辺の長さが2、対角線ACの長さが√10のひし形ABCDについて考える。→AB=→a,→AD=→bとし、辺BC,辺CDをそれぞれ3:1に内分する点をE,Fとするとき、次の問いに答えよ。
(1) →EFを→a,→bで表せ。
(2) →a・→bを求めよ。
このページでは(2)を解説します。
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■ 解答解説
ベクトルの内積は基本的には次の公式で求めることができます。
→a・→b=|→a||→b|cosθ
「内積はベクトルの長さを掛けてなす角のコサインを掛ける。」という計算で求められます。
この問題でももちろんこの公式を使うことは可能ですが、cosθを求めるのがちょっと大変なので、別の方法を考えた方が良いです。
→a,→bは、ひし形の隣り合う2辺なので、「→a+→b=→AC」です。
問題文に「対角線ACの長さは√10」とあるので、この式の両辺を2乗してみると・・・
|→a+→b|^2=|→AC|^2
|→a|^2+2(→a・→b)+|→b|^2=|→AC|^2
|→a|と|→b|はひし形の1辺なので大きさは2,|→AC|は対角線なので大きさは√10だから、これらを代入すると、
2^2+2(→a・→b)+2^2=√10^2
4+2(→a・→b)+4=10
→a・→b以外の文字は全て消えたので、あとは→a・→bについて解けば、内積の値がわかる。というわけですね!
2(→a・→b)=10−8
2(→a・→b)=2
→a・→b=1
次の問題→|→EF|を求める。
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ラベル:数学