■ 問題
→a=(4,−3),→b=(−1,2),tは実数のとき、|→a+t・→b|の最小値とそのときのtの値を求めよ。
解答解説はこのページ下
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■ 解答解説
|→a+t・→b|について考えるので、まずは→a+t・→bを求めます。
→a=(4,−3),→b=(−1,2)なので、
→a+t・→b=(4,−3)+t(−1,2)
=(4−t,−3+2t)
これの絶対値について考えるので、このベクトルの大きさを表します。
|→a+t・→b|=√{(4−t)^2+(−3+2t)^2}
=√(16−8t+t^2+9−12t+4t^2)
=√(5t^2−20t+25)
この式の値が最小になるのは、ルートの中身が最小になるときだから、2次関数の最小のときと同様に平方完成して、
5t^2−20t+25
=5(t^2−4)+25
=5{(t−2)^2−4}+25
=5(t−2)^2−20+25
=5(t−2)^2+5
最小になるのはt=2で、|→a+t・→b|=√(5t^2−20t+25)だから、そのとき最小値は√5
◆関連問題
→a=(10,5),→b=(1,2)のとき
ベクトルまとめ
絶対値
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ラベル:数学