★商の微分法(quotient rule)
「y=f(x)/g(x)」の形で表される関数を微分すると、
y'={f'(x)・g(x)−f(x)・g'(x)}/{g(x)}^2
という式が得られます。
これはy=f(x)・g(x)の微分、つまり積の微分法「y'=f'(x)・g(x)+f(x)・g'(x)」のg(x)を1/g(x)に置き換えただけです。
置き換えてみると、y'=f'(x)・1/g(x)+f(x)・{1/g(x)}'ですね。
{1/g(x)}'=−1/{g(x)}^2なので、y'=f'(x)・1/g(x)+f(x)・[−1/{g(x)}^2]となります。あとは通分すると、
y'={f'(x)・g(x)−f(x)・g'(x)}/{g(x)}^2
が得られる。というわけです。
◆関連項目
積の微分法
江間淳の書籍はこちら
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
20年以上の実績。全学年、英・数・理をはじめ全教科対応
最高級の指導を提供します!メール添削も好評です!
プロ家庭教師の江間です。 AE個別学習室(えまじゅく)
http://www.a-ema.com/k/ http://www.a-ema.com/j/
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ラベル:数学