高校数学「ベクトル」「平行条件」「垂直条件」
ベクトルに関する図形の問題では、ベクトルの平行、垂直という条件を利用することが多いです。
「多い」というよりむしろ、「必ず使う」と言ってもいいです。
★ベクトルの平行条件
二つのベクトル→a,→bが平行のとき、定数kを用いて、
→a=k・→bまたは→b=k・→a
という式が成り立ちます。
要するに「片方のベクトルをk倍すると、もう片方のベクトルと一致する」というわけです。
ちなみに、「3点が一直線上にある」ときは、その3点を使って2つのベクトルを作ると必ず平行になります。
★ベクトルの垂直条件
二つのベクトル→a,→bが垂直のとき、
→a・→b=0
という式が成り立ちます。
内積の式は→a・→b=|→a||→b|cosθだから、θ=90°のときcosθ=0より、内積がゼロになる。というわけです。
◆関連項目
ベクトルの内積
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2020年10月19日
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