原形不定詞(bare infinitive)は、普通の不定詞「to do」のtoがなくなった形です。
単語としてはただの動詞の原形ですが、不定詞なので、述語動詞のはたらきをするのではなく、形容詞などのはたらきをします。
実際の文中では、使役動詞や知覚動詞とともに用います。
◆例文
・使役動詞の場合
プロ家庭教師・翻訳者が教える「最重要ポイントだけ」高校英文法問題集(後編)P.21より
He made me go there against my will. (彼は私の意思に反して私をそこに行かせました)
「made」が使役動詞で、「me」に「go」させる。という構造です。
「go」は述語のはたらきをするのではなく、補語のはたらきをしているので、原形不定詞になっている。と考えることができます。
・知覚動詞の場合
プロ家庭教師・翻訳者が教える「最重要ポイントだけ」高校英文法問題集(後編)P.19より
I saw a cat sneak into my neighbor's yard. (私はネコがお隣さんの庭に忍び込むのを見ました)
「saw」が知覚動詞で、「a cat」が「sneak」するのを見た。という構造です。
使役の場合と同様に、sneakは補語になっていて、原形不定詞である。というわけです。
◆関連項目
中学レベルの不定詞、高校レベルの不定詞、使役動詞、知覚動詞
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プロ家庭教師の江間です。 AE個別学習室(えまじゅく)
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